緊急情報 判決日 延期のお知らせ
すでに新聞報道された7月14日の東京地方裁判所における日航123便情報開請求裁判判決日ですが、この7月14日は中止、延期されておりますのでお知らせします。郵便事故に伴い、再度やり直しとなりました。
7月14日には、間違って裁判所に行かれぬよう、重ねてお知らせします。
第5回目は、8月25日(木)午後4時から変更となりましたので、その日、新しい判決日が裁判官から言い渡されます。ご注意ください。
これに関しては、新刊本9月発売予定の青山透子「日航123便墜落事件 JAL裁判と1985」をぜひご予約の上、お読みください。裁判の舞台裏が手に取るようにわかります!
なお、初版本は数に限りがありますので、お早めにご予約のほど、よろしくお願いします。前回のように、倉庫に隠されないよう、営業妨害されぬように、万全を期しております。
読者の皆様の熱い応援、よろしくお願いいたします!!
また、不審な動きがあれば、即、日航123便墜落の真相を明らかにする会事務局までご連絡ください。
裁判の最新情報、事務局への連絡は、日航123便墜落の真相を明らかにする会のホームページをご覧くださいますよう、お願いいたします。
日航123便墜落の真相を明らかにする会ホームページアドレスです。
★慰霊登山情報
今年もコロナウイルス感染症と、上野村村道御巣鷹線および登山道復旧工事延期により、一般の方の慰霊登山が著しく制限されておりますのでご注意ください。なんと、この村道は、復旧工事に2年間もかかっているそうです。またもや今年もこの裁判期間中、閉鎖となります。ずいぶんとタイミングが良いようです。
それにしても、一般の方の御巣鷹の尾根登山は、開山中の4月29日午前9時から11月14日午後4時までのうち、工事期間通行止めにつき、5月6日から9月30日まで事実上、通行証がなければ(これも日航が決めた人だけに発行している違法なもの)通れません。ほかに日航社員が来ている日も事実上通行証がなければ通れず、結局のところ、今年も365日あるうち、一般人が慰霊登山可能な日は、年間たったの46日間だけです。具体的には、次のようになります。
見ての通り、ゴールデンウイークはほぼ全部ダメ、夏休み期間中も全部ダメ、となります。
これは、誰も気に留めていないと思いますが、実は重大な問題なのです。理由は、次の通りです。
一般人と遺族同士の交流を避けたい日航にとっては、とにかく御巣鷹の尾根に来てほしくないのです。520人の遺族やそれに思いを寄せる一般人を遠ざけたいのです。
しかも、コロナはともかくも、屋外の山ですので、コロナの言い訳は、そう長くは言えず、次の理由として上野村の工事の遅れとしているわけです。
さらに、この林道復旧の遅れと通行証に関しての責任の所在は日航ではなく、全てが上野村だそうです。すべては上野村のせい、だそうです。
上野村の御巣鷹周辺は、日航財団と上野村慰霊の園財団所有となれば、誰もが入れる国有林から私有地と化します。実際に一部、私有地化して買い上げています。それがだんだんと、日航側に都合の良い人のみが慰霊出来て、その他の遺族や関係者、一般人を締め出す理由と化していきます。最後には、日航にとって都合が悪い人間は山から締め出されるようになるでしょう。
これはまるで、知らないうちに戦争に向かう準備をして、誰も望まない戦争に巻き込まれていく過程のような気がします。そうならないように、正しい情報を出すこと、それこそが市民の務めだと思います。裁判もそうです。
故黒澤丈夫上野村村長は、この現状について、あの世から、「上野村の自立はどこに行ったのか、自主独立精神こそが、自由で住みやすい村を作るのに」と嘆いておられることでしょう。まるで日航の子会社化してきている上野村の今を、心底怒っておられるでしょう。
上野村の皆さん、日航が発信する誤情報や、「怖い人がくる、恐ろしいことがある」という常套手段に惑わされて、「脅しと金のセット作戦」に引っかかることなく、正しく行動していただきたいと思います。
世界最大の単独機墜落現場となった上野村において、誰もがアクセスできること、それこそが最大の供養であり、それをすべきところなのです。そうしなければいけない土地なのです。
「日航の言いなりの恣意的な入山制限」や、通行証発行、こういった公序良俗に反する行為は、違法です。
さらに、それら全て上野村の責任だと言う、このJALという大企業の論理とはいったい何でしょうか。
今、ミサイル攻撃にさらされている悲惨な映像が、毎日、毎日、市民の嘆きとともに目に飛び込んできます。
あれを見ても、防衛費増強や防衛省の言いなりでいいはずはなく、最近特に多い自衛隊の赤い飛行機(標的機)やミサイルの武器を取り上げた番組を見てもわかる通り、武器使用のその先には悲劇があります。
そして、こういった映像に、誰もが驚かない時代となりました。
慣れとは恐ろしいものですが、決して慣れることなく、これらの映像が私たちに、「ありえないことはない」ということを教えてくれている、と自覚したいと思います。
そして、真実の裁判を守り抜きたいと思います。応援をよろしくお願いします。