青山透子公式サイト 日航123便墜落の真相

日航123便墜落事件の真相を追究するー歴史的裁判開始の幕開け

JALよる大学への懐柔作戦・裁判情報を学生に与えない方法

弁護団や私が講演を行った大学への日本航空によるおかしな懐柔作戦

以前、全国学図書館協議会選定図書に選ばれた推薦図書である私の本が、忽然と●○大学の図書館から消えた事件があった。それまであったにもかかわらず、裁判の準備段階あたりから突然消えたのである。東京大学では、なんとその時、急に日本航空とコラボ!が浮上して、その後ずっとコラボが行われていたのだ。

ちなみに、拙著は裁判所に証拠採用されたものであってその内容に正当性がある。

その後、東大では不審に感じた方が本を寄付をしてくださったとお聞きしたが、一般の学生に開示しているかはわからない。

偶然、大学関係者からこういった事情を聴き、それが東大生のみならず、東大に入りたい中高生への見学会まで日航が行っていたことがわかったのである。さらにフランスへの見学ツアーでは、JALのパリ支店長まで参加している。

こういった癒着によって大学という自由の研究機関から故意的に書籍を排除するならば、日本航空の言いなりになっている証拠となる。

全国の国立大学でも、裁判資料となった拙著が排除されていたのであれば、これは文部科学省も絡んだ恐ろしい情報統制である。ここは日本国のはずである。

文部科学大臣盛山正仁氏にお聞きしたい。大学教育で重要で大切なことは何か。

大学においてその教育は、客観的で公平な視点から行わなければならない。

学問の自由に保障された大学の自治とはそういうものであり、

外部から干渉を受けずに、大学構成員により意思決定を行い、管理、運営することが大学の使命であるはずだ。

例えば最先端企業のメーカーや技術力として科学的にコラボするならばわかるが、航空機メーカーでもない運輸サービス業の日本航空と、しかも現在この会社はボイスレコーダー等の情報開示を拒否して最高裁で審理中であり、昨年12月には業務改善勧告も出たような不適切整備を行った会社であって、そのJALとのコラボである。

業務改善勧告はこちら

www3.nhk.or.jp

この陰湿な隠蔽体質が明るみになったJALとコラボし、学生に対して日本航空側に都合のよい情報提供だけで、関連した本まで隠し、講義内容が偏っている」となれば大問題であると、大学の関係者からお聞きした。

また、国立大学、県立大学等の公務員(教授)に対して、日本航空が何等かの便宜を図っていたならばそれこそ贈収賄問題となる、ともお聞きした。私立大学でも内規があり、教育者が特定の企業に肩入れして賄賂、つまり金品・有価証券(航空券等)をもらい、学生への教育をゆがめてはならない、とのことであった。

また今回のように、海保機で亡くなられた5名の乗員の四十九日もたっていない中で新社長お披露目紅白鶴丸会見などを見てもわかるように、死者への哀悼の意どころか配慮すらない。この会社の体制のどこに安全への意識やホスピタリティがあるのだろうか。

この日本航空から何を学び、何を得るのか、教授たちも考えなければならない。

吉備素子さんは昨年、裁判を知らずその中身もわからずにいては困るとして、安全啓発センターに見学に行った●●大学の教授に対し、丁寧なお手紙とともに事故原因の付録に関する資料をお送りした。その大学の理事の方も裁判資料を送ってくださった。母校を思うがゆえ、間違った情報に学生が接しては困るからである。日大のような隠蔽と癒着を気にしてである。

しかし、今だに●●大学は無視状態である。JALは、弁護団が講演を行った土地にも入り込み、その土地の大学をも狙い撃ちしているのである。

 

いったい、大学とは何か。金をくれる企業の言いなりなのだろうか。

こちらが講演した大学に対してしらみつぶしにあたり、それをてなづけたならば、これは許しがたいことである。

このような卑劣な方法のその背景に吉備さんや私、そして弁護団に対する事実無根の誹謗中傷がある。それを吹聴した人物を特定し、名誉棄損で訴えることも視野にいれている。聞くところによれば、各大学出身の日航OB、OG、現役社員が話を持ち込み、関わっている可能性が高い。

なお、これらについては現在弁護団と情報を共有している。

 

以下、日本航空とのコラボ

www.u-tokyo.ac.jp

www.waseda.jp

press.jal.co.jp

JALサマーワークショップ 立教大学経済×日本航空

https://www.rikkyo.ac.jp/eco/career/story/students/lecture_info/img/2020/jal20200730.pdf

 

 

日本航空JAL)とオンラインによる社会連携科目を開設 明治大学国際日本学部「日本のホスピタリティ・マネジメント」

www.meiji.ac.jp

さらにほかにもある。

長年グリーフケア(悲嘆)に取り組んでいる研究所のある上智大学では、柳田邦男氏と美谷島邦子氏がペアとなって講演会や安全啓発センター見学等が行われてきた。長い間行ってきた担当教授が退職してそのプログラムがなくなったとたん、JALが別の手法で入り込んできたのがこれである。

上智大学とJALが連携協定を締結|上智大学

 

特に裁判開始後、JALは次々にこういったことを繰り広げていた。

こうやって知らぬ間に、学生を都合よく指導(洗脳)していく手法は一体何なのか。いずれも就職とからめ手であろう。

日航123便の情報開示裁判中、学校図書館推薦図書の拙著や私を貶めて根拠なき悪口を言いふらし、こっそり図書館から排除して隠させたのは明々白々である。そればかりか、最高裁での判決前に、学生に特定の企業の立場からのみの教育がなされ、一方的な情報を与えていたとすれば、欺瞞に満ち満ちたコラボとなり、世間からの軽蔑と批判に値する。

学生の保護者でも疑問に思っている人が多くいる。

社内外からは、

「植木会長や赤坂社長は好き勝手にし放題だ。これ以上、会社を好き勝手にしてくれるな(日航OB)」

「植木氏は芝居がかっている。稲盛氏から気に入ってもらえたのは、単に片岡千恵蔵の息子だからだろう。経営の素人が、マスコミ使って盛り立ててもらっていただけだ」「飛行機が最も嫌うのが嵐なのに、機体に「嵐」を描いて長年起用した。ジャニー喜多川氏と仲が良かったからといって「嵐」はないだろう」

「遺族対策にジャニーズ男子を日航社員と偽り、日航123便遺族の○○さん(社内用語でUUU客扱い)に『僕はあなたの亡くなった息子さんと同じ年です。何でもお申し付けください』と言わせて良い気分にさせていたそうだ。そういう派遣していたという噂話を聞いた」

「あの性加害報道で、日航は急に手のひらを返し、早々にジャニーズ事務所との縁を切った。早急に手を切った良い会社と自慢してネット上で流したJALの態度は、経済界からも「なんだあれ」「ずぶずぶだったくせに」と疑問視された」

「植木さんはパイロットの腕は悪かった」注)これはご本人も認めている。

 

そして大学関係者からは、

「大学経営が厳しいからといって、少子化だからといってなんでもありでは困る。教授に客観性が失われている。問題ある企業と組んでもらっては大学のブランドにも傷がつくことを考えるべき」

「恣意的理由で一企業に配慮して書籍を排除したとすれば、まるでナチスのようなふるまいであり、学問の府として由々しき事態である。戦争中でもあるまいし」

もう一度書く。拙著は裁判所に証拠採用されたものであってその内容に正当性がある。それを大学という自由の研究機関から故意的に排除するならば、日航の言いなりになっている証拠となる。そこに日航からの便宜や金銭が絡めばなおさらだ。

私はこの実態に大変驚き、日航のなりふり構わない陰湿性とプライドもない落ちぶれ状況に情けなくなったのである。

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ところで、この窃盗と詐欺で捕まった平行紀のニセ社員証(本人公開)には裏側もあり、表も裏も本物そっくりである。空港で誰かのIDを盗撮したとしても、裏側まで似せることは困難だ。

おそらくJALの現役の誰かが素材を提供しているはずだと思われる。この顔写真(髪の毛は別)にそっくりな「七つの顔」を持つ男がいるという情報が入った。OBによれば「ある時は探偵、ある時は片目の運転手~」どこか遠い昔にそんなセリフがあっただそうだ。

オレオレ詐欺師のように、彼の元締めとなった指示役はさて誰でしょうか。

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追記 その1

JALの営業本部や販売にいた社員によれば、

「こういった大学への航空券は開発航空券であろう。特申を書きまくっているに違いない。特申とは社内用語で、特別申請のことである。○○に便宜を図ってほしい、とか、○○大学に渡したいとかという、申請である。秘密裏に役員がやっていたならばさらに大問題だ。他にもCF券(販促用航空券・50%~100%割引や無料)をバラまいているはずだ。いわゆるタダ券を例えば教授とか、その家族にもCF券や、株主でもないのに株主優待券などにバラまく。これが昔からのJALの手法だ。無償で家族ぐるみ旅行のご招待等なんでもありだ。旅行代金からのキックバックもあるだろう」

ちなみにエコノミークラスをビジネスクラスやファーストクラスへの無料アップグレードも含むそうだ。それこそ「沈まぬ太陽山崎豊子著)」には、一応小説ではあるが、国家公務員である官僚や議員を絡めての癒着と汚職が詳しく書いてある。

 

この有価証券(贈収賄対象)のバラマキによってもたらされる教育のゆがみは、何なのだろうか。

学生に対し、JAL裁判という客観的事実を隠蔽するために、最高裁での裁判を有利にするために大学を利用していた。そうなれば、一民間企業の思惑に乗っかって学問がゆがめられたとなる。それに就職を有利にすることまで絡んでいれば、まったく話にならない。

今回の羽田空港炎上事故で、世間や学生の保護者がJALを賛美しているとでも思っているのか。都合よく利用された報道が歪んでいることぐらい、誰もがわかる時代である。

大学を懐柔したとしても、賢い学生たちはその不可思議さに気づいているのである。

 

 

追記 その2  空育って何?

これって上から目線で変なネーミングだと思いませんか?

www.jal.com

全国の大学で、日本航空の客室乗務員による空育(そら・いく)の特別講義が開かれ、学生たちがホスピタリティについて学ぶのだという。他にも、小中高生用プログラムもあるそうだ。

昔ほど魅力がなくなったJALによる上から目線の空育っていう言い方そのものに疑問を持つ方々も多い。勉学として環境問題などを学ぶのであればよいが、いったい何を育成するのか、仕上げが安全啓発センターでの洗脳なのか、これもまた十分注視していかなければならない。

しかし、今回発表された鳥取新社長の経歴と上記受講生の大学レベルを単純に比較しても、偏差値をみても、「空育」とは、ちょっとおこがましいのではないだろうか?これは、当然のことながらシビアな意見だ。

実際、保護者の声は「あれ?日航って私の時代のイメージとはずいぶんと違う。例えば単に英語が好き、英語力を活かしたいといってもレベルがある。TOEICの点数が何点なのか、大学で教職をとって英語教師の免許を持っているのかどうか、そういうことも含めて見ても、へえ~この人が新社長なの?ふ~NN」という。これを嫌味にとらないでいただきたい。子供を「空育」された保護者の本音であろう。

この点については、誤解なきよう後ほど詳細に皆さんにお伝えしていきたい。

 

航空券のタダ券については拙著「疑惑のはじまり」の300頁に書いていますのでどうぞお読みください。