また、日本航空の子会社がミスを犯した。
昨日1月16日、午後5時頃、札幌新千歳空港で、日本航空の子会社が運用しているけん引車(飛行機を地上でひっぱりながらスポットに連れていく車)の運転ミスによって、キャセイパシフィック航空と大韓航空の飛行機同士が接触する事故が発生した。
まさか、また雪のせいにして、スリップしたから仕方がなかった、とは言うまい。
世界中の雪のある空港でそういう言い訳は通用しない。
千歳空港での日航子会社の運転による接触事故は、けが人がいなかったのが幸いであった。報道関係者は、日航をあまやかせると、すぐこのように、ろくなことが起きないということを、肝に銘じていただきたい。
つまり、マスコミが日航を甘やかしてはならない理由がこれである。
いまだに日航516便の客室乗務員が新人であったのに頑張った的な報道ばかりしているが、こうやって日航を甘やかさせると、その結果がまた日航のミスだ。
さらに、ボイスレコーダーはどうなったのか。
JALのパイロットが本当に復唱したのか、また着陸寸前で3名の会話がなんだったのか、全く明らかになっていない。
この事故の裏に何があるのか、本質を見極めなければならない。
さて、日航賛美ではなく洞察力のある現役パイロットと元パイロットによる客観性にすぐれた記事が「女性自身ウエブ」より出た。以下女性自身内記事
現場の状況を皮膚感覚で、豊富な経験をもとに客観性をもって真摯に見つめ、真剣に考えた記事である。
こういう優れた記事は、日航サクラ隊につぶされぬようにしなければならない。
報道に携わる者に客観性が失われている今、大企業側におもねるばかりではなく
読者に本気で伝える報道の使命を持つ人間を、皆さんが育てていかなければならない世の中である。自分たちで疑問を持ち、自分に何ができるのか。もっと深く考えなければならない。同じミスを繰り返してはならない。日航を甘やかすな!取引するな!
いのちの大切さを第一に考えず、自画自賛を先に考える会社には、公共交通機関としての自覚すらないのである。