まず、昨晩の「ザ・世界仰天ニュース」に関しては、あまりに稚拙な番組すぎてコメントする気にもなれない。裁判しているとわかっているならば、明らかに不当で中立性に欠けた、情報量に乏しい愚かな内容である。また、パイロットの名前を隠す理由もなく、おそらく何か疚しさがあるからであろう。特に高浜雅己機長についての疑惑はぬぐえないからだろう。
この番組を見た知り合いの報道関係者は、「批評に値しない醜い番組であった。これが日本のテレビのレベルか、かなり劣化している(略)根拠も志もなく企画したのだろう」
元日航パイロット杉江弘の監修のレベルはこんな程度なのである。
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なお、こんな番組が平気で放映されるのであればよほど情報操作があるに違いないと思って、めったに見ない自分のウイキペディアをみてびっくり仰天した。そもそも、私は自分のウイキペディアがあるのを知ってみたときには、「著作の問題点」はなかった。おそらく裁判開始後に、悪意のある人間が付け足したのであろう。
そのウイキにある青山透子の「著作の問題点」部分は、おどろくべき嘘ばかりである。
あまりに無知な書き込みなので、証拠を添付して事実を伝える。
ウイキペディアの下記の部分の驚くべきデマ
著作の問題点(そのまま引用)
【青山透子の著作物にはその主張を証明できる第三者機関による検証に耐え得る証拠が提示された事は皆無である。 また新幹線内の電光掲示板という当時存在しない事が証明されている明らかな誤記、物理的に目撃不可能な上野村からとされる目撃情報に至ってはその裏取りを週刊文春が行おうとした際に情報提供を拒否しているなど全般的に信憑性に於いて著しく劣る物である。 客観的証拠や物的証拠によって裏付けのない記述、裏付けの取れない伝聞主体の記述はノンフィクションたり得ない事にも十分な注意が必要である】(2023年11月15日現在)
さて、この文章を検証する。
デマその1
その主張を証明できる第三者機関による検証に耐え得る証拠が提示された事は皆無
➡拙著「JAL裁判」の年表と提出資料を見て頂きたい。
2019年3月の訴訟前、行政機関への情報開示請求の際、私の持つすべての情報とその根拠を弁護団に示した。現場での聞き取り取材の現物や写真、当時の運輸大臣山下徳夫氏との会話と写真、当時の防衛庁長官の加藤紘一氏との写真と内容、日米公文書、外務省公文書、当時の新聞、論文、大学の研究機関での調査結果の資料と生データそのうえで裁判所に提出、無事に受理、そして裁判開始となっている。
弁護団と裁判官ならびに裁判所に私が提出したものを「第三者機関による検証」という。従って検証済みである。通常のノンフィクション作家よりも、もっと厳しい検証に合格している、ともいえよう。ノンフィクションで裁判資料に使われているのは、あまり前例がなく、より一層客観性が保証されたものである。
裁判資料となった重要性をも無視したこのウイキの記述は、明らかに無知、悪意のある書き込みであると断定する。
デマその2
新幹線内の電光掲示板という当時存在しない事が証明されている明らかな誤記
➡これも無知による書き込み。最近の新聞報道を添付する。
「車内ニューステロップは1985年に始まった。JR東海が新聞社などと契約して流している。朝日新聞や読売新聞といった全国紙だけではなく、JR東海の本社が名古屋にあるためか、中日新聞のニュースも流れている。」
従って、10985年年から、すでに電光掲示板があったのである。
1967年(昭和42年)にノリタケの子会社になるノリタケ伊勢電子株式会社が蛍光表示管を開発したことが第一歩である。陶磁器製造の技術を生かし、電極用ペースト、厚膜回路基板を開発、つまりセラミック基板への厚膜回路の印刷技術とつながった。それが電光掲示板になる。(1972年~特許)その後製品化して試運転等を行った。
ウイキペディアが逆に誤記をしていることが明白である。
デマその3
物理的に目撃不可能な上野村からとされる目撃情報に至ってはその裏取りを週刊文春が行おうとした際に情報提供を拒否
➡まず、「物理的に不可能な上野村」という点について、「小さな目はみた」や「神流川」に書かれた235名以上の上野村小学校、上野村中学校の生徒たちと保護者の目撃情報を無視している。それを意味なく否定するならば、現役の自衛隊員の目撃情報をも否定することになる。
それは1985年10月号の「上毛警友」である。
以下、表紙と目撃情報部分を掲載する。
目撃者は当時の現役の自衛官であり、目撃した場所は、吾妻群東村(群馬県北西部上野村近隣)である。そこで航空自衛隊のファントム二機を目撃している。時間はなんと午後6時40分。正式発表でファントムが飛んだ21分も前であり、まだ日航123便が墜落していない時間である。
注)上記表紙、文書2枚の転載は禁止。引用する場合は、下記を明記すること。
令和3年(ワ)第7609号ボイスレコーダー等開示請求事件・甲11号証・裁判所に提出/青山透子公式サイトより抜粋
ここで明確になったのは、まず目撃者は現役自衛官であること。
目撃した場所は、吾妻群東村(群馬県北西部上野村近隣)であること。
そこで航空自衛隊のファントム二機を目撃している正式な情報である。
時間はなんと午後6時40分。
正式発表(午後7時1分出動)とは異なること。
目撃時間は、正式発表よりも21分も前であること。
そして、まだ日航123便が墜落していない時間である。
以上のように、群馬県上野村周辺でも、しっかりとファントム2機が、しかも現役自衛官に目撃されているのである。これは警察の文書であり、消しようがない事実である。
従って、「物理的に目撃不可能な上野村」は、まったくのデマ。嘘となる。
この証拠資料は、すでに拙著で何度も取り上げており、このように、私は確かな資料を基にして本を書いている。
なお、この群馬県警が作成した文書は、すでに裁判で提出している正式なものである。余談であるが、今さらご本人を懐柔したり圧力をかけても無駄である。裁判証拠資料として、すでに提出済みなのである。
必死に隠蔽したい自衛隊の後輩たちは、こういった立派な先輩がいたことを誇りに思うべきだ。
次に、「目撃情報に至ってはその裏取りを週刊文春が行おうとした際に情報提供を拒否」
の部分だが、まず、週刊文春から私へ取材依頼は一切ない。文春に問い合わせてもすぐわかる。
週刊文春に聞いてもらえばわかるレベルのことを、平気でうそを書くこの人の気が知れない。
実際にそんな取材すらない。つまり、これも捏造の書き込みである。
私の情報提供は、取材申し込みのあった新聞社(朝日新聞の記者、東京新聞の記者、NHKの記者、読売テレビのプロデューサー、他多数)あらゆる人にすべて開示している。目撃情報の取材とコピーまでNHK記者に渡している。それぞれの記者さんの名刺もあるため、直接きいてもらえばすぐわかる。彼らの誰もが裁判で証言できるほど、明確である。読売テレビの時は、一緒に担当編集者も立ち会った。そこで詳しく資料を基に説明をしている。
朝日の調査報道の記者さんの時は大学で行い、教授も立ち会った。各大学での講演においても資料を提供し、目撃情報と取材の現物も全部出している。その時の録音もすべて手元にある。ずっと以前から、上毛新聞社の記者の方にも渡している。
これらのスタンスは今でも変わっていない。
私のウイキの「著作の問題点」を書いた人物は誰か。このように証拠と異なる嘘とデマを流す人物は、虚偽・ねつ造の記載者であり、ウイキを書く資格などない。その責任の問う。
私は、弁護団のみならず、記者さんに真実を伝えるために自分が得た情報と証拠はすべて、無償で提供し、すべてボランティアで協力してきた。それを何の根拠もなく、意図的にデマを書いた責任は、きっちりとっていただく。
それにしても、「著作の問題点」を書いた人物は、バカすぎるほど無知蒙昧(むちもうまい)であり、私のウイキという公の場に、まったくいい加減な情報を書いた罪は重い。
これは悪意の塊であり、このデマを糾弾する。
なお、私が修正しようとしたところ、ブロックされていたため、ブロックしたえのきだたもつさん、ブロックした責任者として、必ず対応をお願いします。
他にも読者の皆さんで、私のウイキペディアを修正し、正しく確実に対応できる方は、ぜひお願いします。
【著作の問題点】の部分を書いた人物は、1週間以内に削除、訂正すること。
それがない場合は、書き込み者を特定して必ず公表する。
誰がこういうデマを流すのか。こういったネット上の悪意は決して許さない!