青山透子公式サイト 日航123便墜落の真相

日航123便墜落事件の真相を追究するー歴史的裁判開始の幕開け

初春のお慶びを申し上げます

初春のお慶びを申し上げます

  新年いかがお過ごしでしょうか。年末年始の風景がガラリと変わり、当たり前に混雑していた成田空港の様子も一変しました。空港に飛び交う旅客機はパタリと止まり、飛ぶのはカーゴ機ばかりとなり、乗客がほとんど誰も歩いていないターミナルなど、誰が想像できたでしょうか。

 コロナ禍で「全てがあり得ないことはない」と知った1年、そして昨年末に飛び込んできた新型コロナ変異種のニュースでさらに加速度的に人の往来がなくなりました。

英国から帰国のパイロットと家族が変異種にかかったというニュースによると、空港で乗客はチェックしてもパイロットや客室乗務員はPCR検査なしでスルーなのだということも明確にわかりました。それしても、どこの航空会社のパイロットか、ひたすら隠されているのもおかしな話です。

海外ニュースではさらに恐ろしいこともわかってきました。ユナイテッド航空国内線で急に具合悪くなった乗客が死亡し、心不全だったというキャプテンアナウンスだけで死亡した人を降ろした後、救助にあたった周りの座席の人やクルーはその人がコロナ患者だったと知らされず、その座席だけを消毒して、そのまま次の空港に向けて同じ飛行機で飛び立ったというのです。近隣の座席にいて、その後感染し、コロナ患者となった機内の人たちがメディアに訴えていました。それでもなおユナイテッド航空や政府からは何も知らされなかったということでした。台湾でも、久しぶりに出たコロナ患者は、パイロットとの濃厚接触者だったそうで、航空会社の乗務員は検査なしのために広がった、というニュースでした。

皆さん、日本のニュースや日本語のネットニュースのみならず、海外メディアのニュースに目を向けましょう。そこから真実が伝わってきます。航空運輸業界は世界中じり貧状態で収入激減、倒産も相次いでいます。だからといって、乗客への情報提供や乗務員たちはPCR検査を免除され、チェックしないで飛び続けているということは、各国の状況を見てもわかる通り、コロナをまき散らしているとしか思えないのが現実なのです。

 「密閉された機内ですが、換気によって2分そこそこで空気が入れ替わるため安全です」といううたい文句、これにも気を付けなければなりません。コロナに感染している人がいた場合、その人は絶えず息をし続けます。つまり常にウイルスを放出し続けるわけです。全体が2分間で入れ替わっても、到着で外に出るまで感染源がなくなるわけではないことから常に放出(供給)されつづけているため、乗客がかかる確率が高くなります。狭い機内トイレの中では感染者の次に入る人は感染源に触れます。つまり、密室空間の飛行機はいかなることがあっても、ゼロリスクどころか非常に高いリスクにさらされるという事実を直視しなければなりません。ましてやクルーはノーチェック、これは明らかに乗客へのサービスどころか、基本的な対応の放棄です。

 10月に読売旅行の観光バスで北海道旅行をしていた人たち17名の集団感染がありましたが、マスクも手洗いも徹底していたそうですが、閉鎖されたバスで、食べたり飲んだりしながらの旅行ですから当然クラスターが発生したわけです。この発表もこっそり昨年末に国立感染症情報センター発表がラジオで流れただけです。10月にきちんと発表されていればその後バス旅行を控えた人もいたでしょう。

このコロナ禍の中、一体何を守りたいのか、よく見えてきた気がします。

 それは命を守るといいつつ、内閣が経済産業省の主導から国土交通省の主導に変わり、自分たちのメンツや方策を優先させたためといえるでしょう。そこに依存した体質を持つ航空業界や運輸観光関連業界が、人の移動を止めたくなかったという理由が一番だと思います。いずれにしても、人の往来が広がることと感染拡大が比例していることは明々白々なのです。

 そのような世の中で、私たちは何を考えて行動すべきなのでしょうか。

 事実は事実として受け入れなければ、次の一歩が過ちにつながり、その対応は後手に回り、結果として何も生まないどころか、最悪の道を歩みかねません。それが今、この疾病として目に見える形で出てきたのです。政府の対応に頼っていてはどうにもなりません。ミスリードの振り回される前に、もっと賢く生きなければならない時代となったのです。

自分を見失わずに知識と経験を合わせながら、事実を直視してなすべきことをなす、そんな一年にしたいものです。

なお、日航123便墜落の真相を明らかにする会の準会員が順調に増えております。メッセージのコーナーに、ご遺族の言葉や英国人遺族についても順次掲載していますので是非御覧ください。

jalflight123.wixsite.com

それでは今年もよろしくお願いいたします。 青山透子