「日航123便あの日の記憶 天空の星たちへ」公式ブログ

1985年に起きた日航123便墜落事故を、当時日本航空スチュワーデスとして勤務していた著者・青山透子が、事故の真相を追い求めて綴ったノンフィクション

本日8日(水)テレビ東京「あの事件の知らなかったコトSP」をご覧ください 青山透子

皆様、本日8日の夜、21時からテレビ東京系全国放映「あの事件の知らなかったコトSP」をぜひご覧になってください。その番組の中で、1985年日航123便(JA8119号機)に乗務していた客室乗務員に焦点を当てた再現ドラマがあります。

私の前著「天空の星たちへ~日航123便あの日の記憶」を読んで連絡を頂いたディレクターにお会いしたのが今年の春でした。当時のスチュワーデス(昔の呼び名ですね)に焦点を当てた番組は初めてだそうです。

ディレクターにお会いした時はちょうど現在の本の執筆中でしたから、当時の資料や私が123便に何度も乗務した記録などが手元にありましたので、それをお見せしてあの日について、ディレクターの方にも臨場感を持ってもらえるように話をしました。また乗務していた客室乗務員のエピソードを書いた追悼文集や、アロケーションチャート(飛行機内で仕事の分担とエマージェンシー担当区域図などを書いた紙)もお見せしました。

あの日の担当区域については原在の本の第一章に図解していますし、先輩方のエピソードも前著同様に現在の本にもその一部を書いておりますのでご覧ください。

なお、アロケーションチャートには、社員番号や名前なども書いてあり、必ず出発前には、この便に誰が乗務しているとすぐにわかるように、当直デスクに一枚提出していきました。何かあった場合の連絡にもなります。フライト中は、いつもその紙一枚を制服のポケットに入れて仕事をしていました。そういうシーンがあるかどうかわかりませんが、あればここだ、と思ってみてください。その理由ですが、グループブライトの場合もそうでない場合も、担当区域はその日のパターンごとで変わるので、後ろと前のギャレー担当者やキャビン担当者は誰か、また緊急脱出は誰と連絡するかなどを確認することが必要だったからです。

当時は青焼き印刷というもので、今のコピーのような白黒ではなく文字はブルーでした。その文字に光があたると薄くなり、消えてしまうようなもので、長期保存には向かない印刷でした。そこで私は32年間、光が当たらないように黒いビニール袋に入れて保存していたのです。たったの紙一枚であっても、私にとっては大切な思い出です。

その気持ちが伝わる再現ドラマであることを願って……。皆さんも是非ご覧ください。

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