青山透子公式サイト 日航123便墜落の真相

日航123便墜落事件の真相を追究するー歴史的裁判開始の幕開け

口裏合わせと嘘の報告ー年末にJAL業務改善勧告

www3.nhk.or.jp

NHKの記事はこちら

今月、日本航空パイロット2人から乗務前の検査でアルコールが検出され、オーストラリアからの帰国便の出発が遅れた問題で、国土交通省は2人が過度な飲酒をしたうえ、口裏合わせをして隠蔽したことが確認されたなどとして業務改善勧告を出しました。

日本航空によりますと、今月1日にオーストラリアのメルボルン発、成田行きの便に乗務予定だった59歳と56歳の男性機長2人から乗務前の検査でアルコールが検出され、出発が3時間遅れて乗客103人に影響が出ました。

これを受けて国土交通省が立ち入り検査を行ったところ、規程では勤務開始の12時間前までに摂取できるアルコールの量をグラス4杯程度と知りながら、スパークリングワインのグラス1杯ずつと赤ワインのボトル3本を注文して飲んでいたうえ、2人で口裏合わせをして飲んだのは赤ワインのボトル1本だと、うその説明をしていたことがわかったということです。

さらに、今月20日には勤務日を間違えて飛行機の出発が遅れそうになったパイロットに対し、運航本部が乗務前のアルコール検査を出勤途中の車の中で行うよう指示していたこともわかったということです。

こうしたことから国土交通省は27日、悪質な違反行為が認められたなどとして日本航空に対し業務改善勧告を出しました。

来月24日までに再発防止策を提出するよう求めています。

日本航空によりますと、今月、飲酒した機長2人を解雇処分にしたということです。

日本航空は「5月に厳重注意を受け、わずか半年後に、再び、アルコールに関わる不適切な事案を発生させ、お客様の信頼を損ねてしまったことを極めて重く受け止め、再発防止を図って参ります」とコメントしています。

*********

前回、ブログにて皆さんにお伝えしたことをさらに上回る報道である。

この二人のパイロットは、ダブルキャプテン、つまりどちらもキャプテンなのである。そしてどちらかが、副操縦士の代わりをするのだ。通常、同じ飛行機には、機長と副操縦士が乗務するが、時々スケジュールの関係でダブルキャプテン、となる場合がある。その場合、キャプテンが二人なのだから、より一層、安全に資する、のが常だ。

(これは航空会社の常識)。ところが、このJALの二人の場合、より一層安全どころか機長の二人が自ら多大なご迷惑を乗客の皆さんにかけただけではなく、その報告も口裏を合わせていたという。

朝日新聞に詳細に掲載

www.asahi.com昨年からずっと続いている業務改善勧告はさらにバージョンアップしているのである。

この日本航空という会社は、いったい何度業務改善勧告を受ければ気が済むのか。お客様をなめている。世間をなめ切っている。言語道断である。

 

国土交通省では次のように伝えている。(以下国土交通省HPより)

本年12月1日(現地時間)の日本航空774便(メルボルン→成田)の機長及び副機長が乗務前日に過度な飲酒を行い、当該便が遅延した旨、12月6日夜に報告がありました。

航空法(以下「法」という。)に基づき、12月17日及び18日に立入検査等を実施した結果、当該機長及び副機長が意図的に過度な飲酒をし、口裏合わせをして隠ぺいしていたことに加え、同社において、アルコール検査が適切に実施されず、また、本年5月の厳重注意を受けた再発防止策等が十分に機能していなかったこと等が確認されました。
 このため、国土交通省航空局は、本日付で、同社に対して別添のとおり業務改善勧告を行い、再発防止策を検討の上、令和7年1月24日までに再発防止策を報告するよう指示しましたのでお知らせします。
 
(確認された事実の概要)
○ 機長及び副機長が、法に基づき認可を受けた運航規程に定める飲酒量の制限を認識しながら乗務前日に過度な飲酒を行った。また、両者間で口裏合わせをし、12月3日夕刻に過度な飲酒を認めるまで、両者は虚偽の説明を行った。
○ 同社の運航規程に基づく乗務前アルコール検査は、出発前ブリーフィングに先立ち、編成乗員が一緒に実施することとしていたが、機長と副操縦士が乗務前アルコール検査を実施し出発前ブリーフィングを開始後も、副機長はアルコールが検知されなくなるまで自主的な検査を継続し、乗務前アルコール検査を実施しなかった。また、当該自主的な検査には空港所担当者が立ち会っていたが、同社の運航本部の担当部署に詳細な情報が伝達されず、当該担当部署は誤検知と判断し、運航乗務員の交代等の必要な措置がとられなかった。
○ 本年12月20日日本航空58便(成田→サンフランシスコ)の副操縦士に対する乗務前アルコール検査を、本来は出頭後に行うべきところ、遅延の影響を少なくするために同社の運航本部の担当部署の指示により出頭前に行っていた(アルコール検知はなし)。
○ 本年5月の厳重注意を受けた再発防止策が十分に機能していたとは言えず、これらの事案の発生に至った。また、日本航空774便の副機長は、過去にアルコール検知事案を発生させていたが、懸念のある運航乗務員に対する管理が十分でなかった。
 
(業務改善勧告の内容)
○ 飲酒対策を含む安全確保に関する社内意識改革
○ 運航乗務員の飲酒傾向の管理の更なる強化
○ アルコール検査体制の再構築
○ 厳重注意を受けた再発防止策の定着状況の継続的な確認を含む安全管理体制の再構築
 
 国土交通省航空局は、同社において再発防止が確実に図られ、安全運航のための体制が維持されるよう、引き続き指導監督を行ってまいります。

www.mlit.go.jp

**************

日航123便以降、特に倒産以降、経営者たちは次々とマスコミ対策ばかりしてきた。中身がなく、そうやって甘やかしてきた結果、こんな体たらくの会社になってしまったのであり、上に立つ人間の指導力のなさであり、隠し通すことにも慣れ切った隠蔽体質である。

私は、この古巣の非常識さとレベルの低さに、非常に不快感を持つ。当然、乗客もお金を払って乗る気分にもならないだろう。

26日は、JALの予約等がシステムダウンしたことで、乗客たちはさらに迷惑をこうむったのだが、聞くところによれば、調査の結果、一般的なDDoS攻撃はホームページをダウンさせることが多いが、今回はサイトではなくシステムに通信の負荷がかかっており、通常の攻撃とは異なる、という報道がされており、JALのシステムも人もボロだと言われてもしかたがあるまい。実に情けない限りである。

そして今度は、裏で、陰で、意図的に、不都合な人物に対して嫌がらせをする会社に成り下がっていく。あらゆることの魂胆は見え見えである。

蛇年の来年は、そんな魂胆をJAL自ら藪をつついて蛇を出す年になるだろう。そして、出てきた悪意の蛇を不動明王が頭を引っ張り出してぶっ潰す、その結果、悪を焼き尽くす、そういう年になりそうですね。とても楽しみです。

読者の皆様、どうぞ良いお年を!

成田山新勝寺にて

www.naritasan.or.jp

 

全く反省なきJALの失態と愚かな事実に驚いた1年ー今月も酔っ払いパイロットによる操縦

www3.nhk.or.jp読者の皆様、このニュースを見て、一体何を思われるでしょうか。

記事はこちら******

日本航空は、今月1日にパイロット2人から乗務前の検査でアルコールが検出され、乗務を予定していたオーストラリアからの帰国便の出発がおよそ3時間遅れたと発表しました。

日本航空によりますと、今月1日オーストラリアのメルボルンを出発し、成田に向かう便に乗務することになっていた59歳と56歳の男性機長2人からアルコールが検出されたということです。

この便の出発はその後の検査で2人からアルコールが検出されなくなるまで延期され、最終的に予定からおよそ3時間遅れて乗客103人に影響が出たということです。

会社は、規定で乗務の12時間前までに摂取できるアルコールの量をワインならボトル半分程度としていますが、乗務の終了後に聞き取りをしたところ、2人は前日の午後、メルボルンの飲食店でワインを3本程度飲んだと明らかにしたということです。

2人は「久しぶりに仕事が一緒になり過度に飲んでしまった」と話しているということで、会社は今後、処分を検討することにしています。

日本航空はことし4月にもアメリカからの帰国便に乗務する予定だった機長と客室乗務員らが飲酒して騒ぎ、現地の警察から口頭注意を受けたためにこの便を欠航していて、国土交通省に再発防止策を提出していました。

日本航空は「社内規定を超える量の飲酒をしていたため、本来であれば乗務させるべきではなかった。厳重注意を受けた中でこのような事態を発生させてしまい、重大に受け止めています。再発防止の徹底を図ってまいります」とコメントしています。
今回の件について国土交通省は「再発防止策が機能しているとは言えず、原因を調べたい」と話しています。

*******

なぜ今頃になって、今月の12月1日に飲酒事件が発生したことのニュースが出たのでしょうか。なぜ、12月10日にもなってから、日航は報道で発表したのでしょうか。

最大の理由は、12月1日では旅行の予約に影響が出るからです。いいですか、皆さん。キャンセル料が発生する時期を考えてください。今月1日にこの事件が明るみになると、旅行をJALから他社に変更される人が続出しては困る、という身勝手な企業論理からです。

参考まで 海外ツアー等のキャンセル料規定(旅行研究所)

旅行開始日の40日前~31日前
(ピーク時のみ*)
10%
旅行開始日の30日前~3日前 20%
旅行開始日の2日前~前日 50%
旅行開始日の出発時刻前 50%
旅行開始日の出発時刻後 100%

つまり、ドル箱である年末年始のお正月の予約が入りにくくならないようにする、すでに予約した客を逃がさない、キャンセルされたくない、そのための苦肉の策です。

しかし、国土交通省が毎月中旬に、今月の事故を発表するため、その前でなければならない、しかも事故調の定例記者会見で報道関係者に伝わる前には、どうしても自ら言わないわけにはいかない、だからこそ、今頃になってこっそりと発表した、ということです。公共交通機関としての使命どころか、倫理や規範意識の欠片もない、ということでしょう。

報道機関もなぜ、こんなにもJALを甘やかせているのでしょう。

JALが無料航空券をばらまいているからでしょうか。口止め料としてCF券(販売促進割引券:詳細は「疑惑のはじまり」377頁に詳しく書いていますのでそちらをご覧ください)渡しているからでしょうか。JALの味方になるように言いくるめ、○○をばらまいているからでしょうか。内部情報は山ほどあります。

誰もそんな会社にいたいと思いますか?一生懸命に働いたお金を使ってそういったことにお金を使うような会社に、誰が勤めたいと思いますか?

せいぜい、定年まで穏便に黙っていようと思っていたところ、今回は定年前の59歳、56歳が酒飲みパイロットだったという事実。不満や憂さ晴らしならば、休日にやっていただきたい。プロ失格です。

報道が甘い顔をすればするほど、こういったなめたようなパイロットが出てくるということになります。

そしていま、JALは業務改善勧告を受けている最中にもかかわらず、また同じことを繰り返しているのです。

私の新刊本の241頁に、鳥取社長が国土交通省から業務改善勧告を受けて深々と頭を下げて、通知を受け取る写真(ジャパンタイムス)を掲載しています。その姿を見てください。頭を下げれば済む話ではないのはおわかりでしょう。

それにもかかわらず、またパイロットが酒を飲みすぎて検査にひっかかり、乗客に迷惑をかけたのです!

しかも59歳と56歳、といったベテランです。後輩を指導すべき立場の人がですよ!

通常は、この酒飲みパイロットに乗務させるのではなく、代わりの乗務員をアサインするのが当然です。しかし今や、海外にスタンバイ要員がいないのが現状なのでしょうから、そうなれば米国での酒乱騒ぎの時同様に、他社便にお客様を振り分けるのが筋です。

しかし今回は、この二人のベテランパイロットのアルコールが消えるまで、なんとまあ乗客が待たせられたとは……開いた口がふさがらないとはこういうことです!

お金を払った乗客の皆さんを3時間も待たせたのですよ!

まさか、その理由を「運航乗務員の体調不良」などといった詭弁を使ったり、メンテナンスのせいにしたりしていないでしょうね???空港で使える食事券でごまかしていないでしょうね???

この便の遅延の理由について、乗客に本当の事実を伝えましたか??

当然、「酒飲みパイロットが、お酒のアルコール検査に合格するまで、酔いをさましておりますので、お待ちください」というべきでしょう。そのようにアナウンスをすべきでしょう。本当のことなのですから!

この事実を見て、この異常さを異常と思わないJALの対応にどう思いますか。バスやタクシーなどでは、当然ありえないでしょう。皆さん、飛行機は公共交通機関なのですよ。こんな態度の会社に、誰が乗りたいと思いますか?自らの手で、自らをおとしめているような会社に成り下がったのです。

この驚くべき失態に対し、いかなる理由を言おうとも、一切の言い訳は通用しません。

それにしても、もっと大々的に報道すべき内容であり、ワイドショーでも取り上げるべき事件です。しかし、報道していませんよね?

皆さん、私は古巣の失態に大変情けないという思いを通り越して、怒りしか覚えません。世間を甘く見ているとしか思えません。

業務改善勧告がまったく無視されているということになります。国交省も私たち国民も、そして世界中の乗客たちも随分と甘く見られたものです。

どこが改善しているのかわからず、現場の人間はそんなこと無視している、それがJALの実態であり、今年一年の締めくくりであったということです。誰がそれを支持しますか。誰がJALを擁護しますか。するのは金銭関係にある利害関係者だけでしょう。

 

**********

今年の正月は、1月2日に羽田空港衝突大炎上事故で幕が開け、海保機の方々がお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

しかし、あの時の報道は、まるでJALは悪くないことを強調するものばかりでした。そういった偏った報道に加えて、いつのまにか客室乗務員の手柄報道となり、さらにこぞってJALOBのパイロットが出てきて、JALをかばい、必要以上に守り、擁護しました。

いくら元社員であったからといってもやりすぎです。逆に、JALからの依頼と要望を飲み、専門家を笠に着て、解説の内容がおかしな方向に傾いていきました。客観性がゼロで事実を無視した解説はメディアを使った情報操作そのものでした。

その詳細については、新刊本の「日航123便墜落事件ー隠された遺体」の第三章『検証・羽田空港・地上衝突大炎上事故報道』に詳しく書いていますので、どうぞそちらを熟読してください。

さらに、あの時の大きな違和感の一つは、客室乗務員をいきなり賞賛し始めたことでした。恐らくJAL広報が依頼したPR会社が、よくわからずにネットや報道をしたのでしょう。素人が考えそうな内容でした。

つまり、ジャンボ機導入の時代から客室訓練を重ねた私たちが当たり前に知っていたことは、「90秒あればジャンボ機から全員が脱出可能」であるという事実です。

それに比べ、羽田空港大炎上事故では、あの報道で見た火の手が上がる前に、実は機体の反対側は全く燃えておらず、さらに脱出時間が「18分」もあったことが、NHK等の検証で明らかになりました。

ジャンボ機の乗客乗員520名ほどが90秒で脱出する訓練を受けていた私たちにとって、羽田空港大炎上事故の場合は十分な時間があり、しかも18分も余裕があったこと、さらに乗客数が367名であった事実を考えれば、いまさら、JALCAの手柄ということは絶対にありえません。

ありえないことを平気で流す無知な報道やネットコメント、素人のユーチューバ―を見ても、何も知らない知識のない人によるフェイクであり、何もわからずにJALの評判を上げるように金で請け負った人やPR会社に任せたからだと、すぐにわかりました。数字はごまかせません。すべての主張は覆ります。

また、JAL事故機のノーズギアが折れて機体の位置が下がり、脱出シュートも低い位置でした。乗客の証言では歩けるほどであったのだから、ジャンボジェット機のようなスライドの急こう配でもなく、ビルの四階ほどの高さからの滑走でもなく、羽田炎上事故機の脱出スライドを乗客たちが歩いて降りる写真も出てきました。

従って、あのような「手柄報道」や、鳥取社長(この人は客室乗務員ですよ)による発言はありえず、知っていながら知らんふりをして世間をだます目的で「CAたちをほめてあげたい」というお手盛りの賛美をした、自画自賛だと言われても仕方がありません。

まさか、東亜国内航空にはジャンボ機がなかったからわからなかった、なんて言い出すのでしょうか。そんなことでは済まされません。今はJALの社長なのですから、知識として当然知っていたはずでCAならば誰もが知る事実です。それでもなお、あえて賛美したことになります。

この人は経営者として客観的な判断にもとづく経営が出来るのでしょうか。

大きな疑問を世間に投げかけた一幕でした。

次に、JAL事故機が最新鋭機であったという点です。

それを忘れてしまったOBによるコメントも異常に多発していました。

あの最新鋭機は、40秒あれば、「ゴーアラウンドが可能であった」という事実を無視した報道でした。

さらにまた、ヘッドアップディスプレイで見えにくいという発言もありましたが、見えやすいための工夫がどれほどされているのかを調査した結果を新刊本の第三章に書いていますのでそちらをじっくりとお読みください。

離着陸の順番を言う言葉である管制官の「No1」という発言が悪かったという報道もありましたが、パイロットたちはそれに異議を唱えました。つまり、誰もそんな素人のような思い違いはしない、という結論に達し、その後の検証の結果、立ち消えとなって、現在は「No1」という言葉が復活しています。

それも皆さん、ご存じでしょうか。

さらに事故調査検討委員会(国土交通省)に提出された議事録には、JAL機に対して「離陸の飛行機があります」という羽田管制の管制官の発言が録音されており、文字でも記録されていました。

つまり、離陸の飛行機(海保機)が、JAL機の着陸態勢に入る前にいることを、JALのパイロットたち3名は十分わかっていたことになります。

ただ、その管制官の発言に対してJAL機のパイロットは何ら返事をしていません。

私はここに問題の所在があると思っています。従って、JALパイロット3名の前方不注意があったことは否めないと考えます。ボイスレコーダーも明らかにするのが当然です。しかし、いまだにこの事件の報道がない、事故調もボイスレコーダーを公表しない、これも世界的に見て異常な状況です。「ハドソン川の奇跡」の実話映画のように、公聴会で200名以上の国会議員、報道、組合、当事者等でヘッドフォンでボイスレコーダーを聴くという場は、この日本でどこにもありません。民主主義国家とは到底思えないような閉鎖的なこの国の事故調に、誰が信頼などできるでしょうか。武田委員長のお給料は税金です。何のための誰のための事故調査ですか?

さて、今年出した新刊本の234頁から235頁まで、JALが起こした数々の誤進入、CAとパイロットが米国の滞在ホテルで大酒飲んで米国警察からの注意を受けたという事実、米国の空港で相手の飛行機にゴーアラウンドさせたという事件等を書いています。一覧表にしていますので、それもあわせてじっくり見て下さい。

いずれも、報道がJALを甘やかせてきた結果だと思います。

今月発生の事実を見てもなお、パイロットの飲酒運転が後を絶たないことを見ても、全く業務を改善せず、真摯に受け止めていないという実態が浮き彫りになりました。

鳥取社長、頭を下げて命令書を受け取った貴女は、一体何をしてきたのでしょうか。

事故について、何をどう思って日々過ごしておられるのでしょうか。

いくつかの予兆があり、積み重なり、その結果大事故につながる。

日本航空という会社は、公共交通機関としての使命を一体どこに捨てたのでしょうか。

くだらない隠蔽にお金を使うのではなく、本質的なことに目を向け、根本的な原因を深く掘り下げて、自らの汚点を自ら反省し、なぜこういうことを繰り返すのかを検証しない限り、また同じ失敗を繰り返すようになることをこの飲酒事件が証明しています。

 

今年もあとわずかとなりました。

昨日のノーベル平和賞受賞は、原爆の被爆者の方々による活動が評価され、日本原水爆被害者団体協議会の皆さんによる心にしみるスピーチが、世界中を静かに感動させました。リアリティを持ち、苦悩と苦渋の日々を体験した人々に寄り添う気持ちが未来を創る、そう思いました。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

青山透子

**************

管理人です。「墜落の波紋ーそして法廷へ」が文庫となりました!

全く新しい表紙で、現在予約受付中です。ここから法廷への道が始まった!ぜひお手に取ってお読みください。

www.kawade.co.jp

 

 

吉備素子氏から皆様へ年末の御挨拶

日航123便墜落の真相を明らかにする会 会長 
吉備素子から皆様へ
 
今年の年頭に、日航機が羽田空港において海保機に衝突をして大炎上事故を起こしました。恐ろしい年の幕開けでしたが、案の定、最高裁判所で私の裁判が棄却され、非開示が確定しました。
大変残念な年となりました。
 
裁判を支えて下さった弁護団の先生方、青山透子さんをはじめ、再調査の署名活動へのご協力等、本当に有難うございました。皆さんの温かい応援を支えとして闘いましたが、結果的にはボイスレコーダーをこの耳で聴くことは出来ませんでした。しかし、体が動く限り、これからも、521(胎児も含む)人の無念さを世間に伝える役割をしていきたいと思います。
それにしても、日航は一切再調査に協力しようとしません。むしろ、私らを妨害してきます。なぜでしょう。高浜機長が自衛隊出身者で何等かの関与があることがわかったからでしょうか。それとも、JALは何かを引き換えに政府を脅しているのでしょうか。
それから、明らかにする会から情報を提供して準会員だったワタナベケンタロー動画で、私らを批判し、青山さんを愚弄していると、皆さんからの声が届いていました。皆さんは怒りを込めて教えて下さいました。
皆さん、私がワタナベさんからの取材を受けた時、私の自宅の電話番号をワタナベさんに教えています。
実際に、その電話番号にワタナベさんは電話をかけてきました。
その電話は、私の会社(吉備心の相談室)の電話番号ですから、記録も残っています。ここにもう一度かけてくれば、それいいはずです。
それを「吉備さんの連絡先をしらないから伝えられない」、「青山さんがデマを言っている」などという嘘をついているそうですね。
 
動画を消さない理由を、私らのせいにしないでほしい、そう伝えてください。
 
ワタナベさんは、いったい、どこまで嘘をつくのでしょうか。情けない限りです。私ら遺族や親身になってくれている人たちの悪口を言いふらすなんて、本当に悲しいです。
 
私の連絡先を知っていながら、「青山さんの勘違い」でもなければ、「吉備さんの住所や電話をしらない」という言い訳は一切成り立ちません。
自分で私のところに電話をかけてきておきながら、知らないなどと嘘をついて、世間をだます動画など皆さん、見る必要はありません。ワタナベさんの動画出ている田中という人から、取材の依頼など一切来ていません。それもデマです。
 
こちらを批判する人間は、全部嘘つきばかりですが、皆さん、惑わされないようにどうぞ注意をしてください。
 
圧力隔壁を強調した元CAとやらの出ていた松下政経塾の動画も消えました。
当たり前です。松下グループの社員さんたちが10名以上あの事故で亡くなりました。
そのお名前も遺体の状況も、裁判の時に青山さんと一緒に一つずつ確認をして、本当に二人で涙を流しました。
そういう温かい心を持つ弁護団、青山さん、そして皆さんとご一緒に、また来年も頑張っていきます。
応援をよろしくお願いします。
 

青山透子Wikipedhiaにおける対応

青山透子本人が現在、本人の自己情報コントロール権ならびに個人情報保護法にもとづき、弁護士による対応を行っています。新潮社の三文記事を張り付けた者についても調査中です。

現在「明らかにする会」として、日航123便墜落の真相を明らかにする会(遺族吉備素子会長)、出版社、青山透子本人、弁護士と協議をした内容をもとにして「明らかにする会」の名前で変更を行ったところ、即座にブロックが行われ、修正が不可能な状況になっております。

ブロック者名はMoway3352 です。

ブロックとは何等かの荒らしを想定するものです。

しかし、こちらの「明らかにする会」は、正式に本人の了解を得た編集であり、ブロックする必要性はありません。

 

ブロック人

利用者:

Moway3352

上記の人は、ブロック解除の上、明らかにする会が編集したもののみを提示してください。これをご覧になって即座に行ってください。ご覧になっていない場合、Wikipedhiaの権限のある人は、即座に本人に教えてください。

Moway3352さんが対応せずにブロックを解除がない場合、こちらとしても、Wikipedhiaへ直接、解除要請を行います。また、情報開示を要請し、本人を確認のうえ、青山透子代理人弁護士による編集の正当性を訴えますのでくれぐれもご注意ください。

 

代理人弁護士は、青山透子の学歴履歴すべてにおいて情報が正確であることを確認済みです。

よって、今後「明らかにする会」の書いたものをもって最終とします。

 

本人の自己情報コントロール権ならびに個人情報保護法基づく正式な記述

 

***青山透子Wikipedia***

 

ノンフィクション作家。東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程を修了、博士号取得。

日本航空国際線客室乗務員を経て、日本航空サービス関連子会社設立時に教務を担当し、企業、官公庁、大学等の人材育成プログラム開発及び講師として携わる。弁護士、研究者、有識者らと立ち上げた「日航123便墜落の真相を明らかにする会」の事務局も務めている。一連の著作は、「ボイスレコーダー等開示請求裁判(令和3年(ワ)第7609号):原告・遺族・吉備素子、被告・日本航空株式会社/弁護団長・三宅弘弁護士他7名」において裁判所へ提出した証拠資料に採用された。著書「日航123便墜落の新事実―目撃証言から真相に迫る」は、本屋大賞ノンフィクション部門ノミネート、続く「日航123便墜落 遺物は真相を語る」、「日航123便 墜落の波紋」とともに全国学図書館協議会選定図書に選ばれる。「墜落の新事実」は16万部を超える勢いであり、シリーズ累計約28万部(2024年12月現在)のベストセラー作家で、調査研究を自費で行う独立研究者でもある。

 

リンク先

河出書房新社 青山透子書籍

日航123便 墜落の新事実 :青山 透子|河出書房新社

青山透子公式サイト

https://tenku123.hateblo.jp/entry/2024/11/12/121941

 

日航123便墜落の真相を明らかにする会

https://jalflight123.wixsite.com/mysite

 

森永卓郎書評

週刊ポスト】1985年日航機墜落事故の真相に迫る著書(2018年8月31日)

https://www.news-postseven.com/archives/20180831_748345.html?DETAIL

 

佐高信書評

日刊ゲンダイ日航123便墜落に自衛隊・米軍の影(2017年9月3日)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/212814

 

集英社オンライン】日航機墜落事故から39年青山透子へのインタビュー記事(2024年8月11日)

https://shueisha.online/articles/-/251254?page=1

 

【女性自身】御巣鷹から37年・遺族の闘い「裁判に勝って全てを明らかに」(2022年8月16日号)

https://jisin.jp/domestic/2124331/

 

【独立言論フォーラム】特集・日航123便墜落事件

日航123便ご遺族・裁判原告の吉備素子さんへのインタビュー(2024年9月23日)

https://isfweb.org/post-43625/

 

以上、青山透子の経歴等は代理人弁護士によって確認済みであり、個人情報保護法、個人情報コントロール権にもとづき、書き換え不可の手続き中です。偽情報の書き込みや改変は禁止となります。ブロック者のMoway3352さんは、即座にブロックを解除し、上記の明らかにする会による編集を有効としてください。その後に、ブロックするのであればOKです。そうではない場合は、違法通知を行います。

 

 

 

 

緊急 悪意あるWikipediaの書き込みは許さない!

管理人です。

本人に取材もせず、客観的事実に対し、わざと悪意をもって書き直したWikipediaの下記の赤字部分に関して、1週間以内に削除しない場合、悪意の改変者を特定する。

悪意をもっている部分

日本航空 客室乗務員名乗り

➡名乗りと書くことで、いかにも自分で勝手に言っているように仕向けた印象操作である。

青山氏の経歴その他すべては、出版社、弁護団による裁判所提出書類をもって、事実であり、弁護士による確認を否定することになる。こういった悪意のある人物による、勝手な書き込みは許さなれない。

 

自ら調査して出版したとしている

➡している、という表現は、いかにも錯誤させようとする魂胆が見える表現であり、出版した。に直す。

 

一方的な批判を本人を特定したWikipediaに書くことは違反行為であり、次の部分を削除すること。

【批判】とした部分の書き込み者特定・全部削除要請 

一方的な批判が恣意的であり、しかも論拠も論文も調査結果も無視したうえ、客観的根拠が一切なく、一方的に恣意的に批判のみを記載している。

これは、明らかに青山透子を貶める目的の記載と見なす

断固抗議するとともに、書き込み者を特定する 

 

批判と称する下記部分 全部削除要請

「書籍では123便自衛隊のミサイル誤射によって墜落させられた疑念を主張しているが、事故が起きた1985年8月12日に88式地対艦ミサイルの射撃実験は行われておらず、

このミサイルは艦船の破壊が目的なので艦船よりも速く移動する航空機を追尾することはできないなどの矛盾点が指摘されている[1]ほか、 軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏も「もし自衛隊のミサイルが撃ち落していたのであれば、指示を出した人や実行した人全てに箝口令を敷き、且つ痕跡も完璧に消し去らなければならない。そんなことは不可能です。トンデモ本という印象を受けます」と言及している[1]。また書籍では、事故で亡くなった520人の遺体は旅客機事故ではあり得ない焼け方をしていたと主張し、一般人が手に入るはずもない武器燃料で焼かれた可能性を訴えているが、これに対し事故当時日本航空の労組役員を務めていた航空評論家の秀島一生氏は「私自身、日航123便の事故の調査報告書は正確ではないのではないかとの疑念を抱いていますが、それにしてもこの本は話が飛躍し過ぎています。自衛隊のミサイルが機体に当たった根拠が全く示されていませんし、遺体の焼け方が激しかった例としては72年の日航ニューデリー墜落事故が挙げられ、123便に限った話ではありません。事故原因の真相解明を求める声が、この本のような陰謀論と一緒くたにされてしまいかねず、非常に困りますと発言している[1]。」

以上は、なんら批判の証拠もなく、青山透子の個人を特定した人物紹介ページを意図的に改変し、悪意をもって書いているため、意図的な個人攻撃であり、個人への貶めである。新潮社電子のリンク先も含めて削除しない場合は、管理者の責任もふくめて法的措置をとる。

Wikipedia管理者の人、責任をもって削除を願います。

 

*************

追記です。

軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は、まったく論拠を提示していない。

論証なしの勝手な批判である。自分の日記程度でとどめておくべき内容を、軍事ジャーナリスト(疑問だという声多数あり)を名乗り、公にするのであれば、その論拠となる証拠を出さなければ、デマを言っているにすぎない。論拠を公文書で示さなければならない。

島一生取材を一切していないことは自分で認めている。さらに青山氏は群馬県警察医で資料を持つ大國勉氏に確認をしたところ、秀島という人物は取材に来なかったことニューデリー事故の遺体と見比べて調査した結果、秀島氏の発言は全く事実に反していることがわかった。つまり、この新潮の週刊誌は裏どりもせずに書かれていたことが判明している。

記事が出た当時、青山氏が休日で不在の時を狙い、電話一本で確認もせずに、いきなり記事にし、その記者が憶測で勝手に書いたものであり、その内容が不当であること、誹謗中傷であることは明らかである。いわゆる個人攻撃のための憶測記事である。

従って、記事を書いた記者名を公表し、その記者の書いた記事に何ら根拠がないことを公にして、週刊新潮のこの記事における法的措置をとる。リンクを張った人も同罪とする。

 

この秀島氏の論拠がない、という調査結果と、そのいきさつについては、

青山透子著「日航123便墜落の波紋ーそして法廷へ(2019)」の149ページから157ページまで、特に秀島氏のデタラメ発言を検証し、裏どりして、まっとうに調査した結果を記した150ページ、151ページをお読みください。いかに秀島氏がいい加減な内容を話して、デマを言っているのかがわかります。秀島氏ご自身が一番よくわかっているはずです。

 

青山氏は調査結果に基づく証拠を列挙しています。ぜひお読みください。

 

なお、この本の文庫版がまもなく出版されます。より一層多くの方に読んでいただきたいと思います。

 

今後の対応における通告

青山透子のページのWikipediaには、出版社による公式プロフィール、河出書房出版社の青山透子の本、アマゾンの青山透子の本、本人の公式サイト、「日航123便墜落の真相を明らかにする会」以外のリンクを禁ずる。

それ以外をリンクしたい場合は、本人の個人情報保護法にのっとり

河出書房新社に必ず問い合わせをすること。この場で明言している以上、

違反者には即、法的措置をとる。

 

 

 

約200万人の声援をありがとう!ごまかしを許すな!

私の読者の皆様、大ベストセラー「書いてはいけない」の森永卓郎氏の読者の皆様、

日航123便墜落の真相を明らかにする会」事務局に寄せれられた多数の応援、

日航ジャンボ機事故の真相を明らかにすべく再調査をしてください!」8.12連絡会事故調査分科会サポーター企画の署名活動におけるメッセージ、

真なる事実を追究し続けて応援をして下さる一般市民の皆様、

当ブログへの閲覧を合わせて、約200万人もの力強いメッセージを確かに受け取りました。その中で、ほんの一部ですが、皆様と共有したいと思います。

 

心ある皆様から頂いた真心こめた温かいメッセージの抜粋

  • 日本が民主主義国家の証のために情報は開示すべき
  • 政府、日本航空は事実を開示する義務あり
  • 民主主義国としての最低限の義務
  • 犠牲者、ご遺族のためにも闇に埋もれさせてはならない事件
  • 日航機の真実が知りたい
  • 御遺族の皆様、長かったですよね。 微力ながら賛同させていただきます。 応援しております
  • お亡くなりなった方、残されたご遺族の方のためにも、1日も早く真相が明らかにされますよう願って止みません
  • グレーのままにして置くことに違和感
  • 日本政府は、誠意を持って事実を公表すべき
  • 事実を明らかに! 123便の秘密を解くことが、日本を正しい軌道に戻す方法
  • 真実を捻じ曲げることは許されない! 白日の元に
  • NHKのアナウンサー(民放はテロップ)が自衛隊員が射殺されましたといった。
  • 私はっきりした音声を聞きました。(その後誤報でしたと訂正されたようですが) 今は探しても音声が見当たらないので消されたようで悔しいです
  • 国は責任を持って情報を開示すべき
  • 事故であったならと切に願うが、説明と証拠が噛み合わない
  • 間違いないことは、政府、官僚、メディア、マスコミらが結託してこの事件を揉み消そうそいていることです。国民に真実がバレたら困るのでしょう。このような世界(日本)を変える必要があります
  • 隠蔽は民主主義国家のやることではない。すべて明らかに

ほんの一例ですが、こういったメッセージと共に次のようなことも寄せられています。

「当時同級生のお父さんが日航123便で亡くなった」、

「会社の同僚が亡くなった」

「知人の御主人が亡くなり、残された奥さんは幼い二人の子どもを育てるのに本当に苦労をされていた」

「自分の人生の中で最もショッキングな事件」

「あの時の真夜中まで搭乗者名簿を読み続けていた報道は忘れられない」

「墜落現場はわかっていたのに、わからないの連発報道。あれは何だったのか」

「こんなことばかりしているから政治不信になるのだ」

「司法は役割を放棄して逃げた。あとは信念のある政治家、心ある人々とともに再調査を要望し続けましょう」等々。

 

このように、「不可解な事実の真相究明を願う」という多数の声が届いています。

また皆様が、「なぜ今になって、突然に自衛隊が躍起になり(隊員や家族も動画の閲覧強制と報告アリ)、自衛隊擁護、事故調説擁護が出てきたのか不思議だ」と思われていることと思います。その理由は、開始時期を見ればわかりやすいです。

つまり、森永氏の本がベストセラーとなったことで、10月(企業の下半期予算がついた時期)から、いきなり旧来の説のビックリ仰天テレビや、変な動画(これも旧来の説を強調しているわりには何ら新証拠がないもの)が出回っています。主張を真逆に変更したユーチューバー等もいますが、いずれも森永氏の本が多くの皆様に読まれたことによって、焦った人々、旧来説でなければならない隠蔽者(陰謀者)側の危機感と焦りから、生じているのでしょう。それは誰か。それは今、拙著へのアンチ動画やフラッター説強調説、ボーイング社が悪いといった過去説の映像を流している人々そのものでしょう。とても、わかりやすいですね。

 

実は先日、自衛隊協力会の「●航会」の会長さんとお話をする機会があり、その時のことをお伝えします。

その方は礼儀正しく帽子を取り、私に深々と頭を下げて、このようにおっしゃいました。

「青山さんの御著書を読みまして、そこにご遺族への深い思いのみならず、私ら自衛隊関係者への単なる追及ではない、愛を感じました。いまの若い隊員や関係者は、何も当時を知りません。知らないばかりか、本を丁寧に読めばわかることを、ろくに読みもせず、ネットなんかで変な自衛隊賛美のやらせ動画を作り、青山さんを名指しで批判していると聞きましたが、全く愚かなころです。御著書には、どこにも自衛隊員がやったとは書いていませんし、本にあるのは事実だけです。この通り、バカなやつらに代わって謝ります」ということでした。

確かにその通りで、私の本では、異常外力の着力点の存在を書いた公文書を改めて提示し、科学的根拠をもって計算しているその付録に11トンもの外力の存在がなければ説明がつかない、という指摘を明記したのであり、ジャンボ機の第四エンジンが、たった一本の立木に衝突して木っ端みじんにならないのは、小学生でもわかることであって、その木っ端みじんになっている状況を説明し、山の尾根下に細かくバラバラとなった残骸を提示し、さらに、火炎放射器の成分と同じものが墜落現場にあったという科学的事実を伝えています。そして真っ黒になってしまったご遺体の不可解な状態を警察の検死医師から提供を受けた写真や現場の証言を記したものです。

また、新刊本「隠された遺体」では、今年の正月早々に、羽田空港大炎上追突事故を起こしたJALの言い訳をテレビで見るにつけ、日航123便のあの惨状を思い出した当時の看護婦さんよる検視立ち合いにおける重大証言(録画アリ)と、その根拠となる冊子を複数の人間によってチェックをし確認したことを元に書いています。そして日航がひた隠しにする自衛隊員であった高浜雅己機長に関する事実だけを書いています。

したがって、その自衛隊協力会の会長さんのおっしゃる通りで、私は研究者であって、事実を捻じ曲げて煽っているわけでもなければ、対立しているわけでもありません。

自衛隊協力会会長さんが、日航123便問題の本筋をわかって下さったことに感謝します。と同時に、一般の自衛隊員も真実が知りたいのは同じです。過去の汚点であっても、臭いものに蓋をする隠蔽ではなく、国民への情報開示が新たな信頼関係を築くのです。自衛隊協力会の会長さんも「日航は嘘をつくな!政府はボイスレコーダーを開示せよ!」とおっしゃっていました。

 

さて話を戻すと、なぜ10月からなのか、といえば、それはつまり金でしょう。企業の下半期予算がついた時、これが、変な動画が急浮上してきた理由の可能性を示唆しています。

賢い読者の皆さんなら、これでお判りだと思います。

また、松下政経塾の不可解な動画についても、元JAL社員で熊本選挙区の木原稔衆議院議員の出身が松下政経塾であることからも、こちらもわかりやすいですよね。

つまり、松下政経塾関係の動画の中で、薄ら笑いしながらしゃべるJALクルー(失礼だという声が多数届いています)と軍事評論家を名乗る人物が、突然出てきた理由も、これで、わかるでしょう。

しかしながら、同じ松下政経塾出身者から、「実に稚拙で、愚かな動画」について、「恥ずかしい」、「申し訳ない」といった陳謝の声も届いています。さらに、「千円まで取って講演するなどバカじゃないか」「松下政経塾のすることではない」「学生無料は、就職活動名簿がほしいからだ」という声も届いています。

日航123便の墜落では、松下電機(当時)の社員の方々が大勢亡くなりました。その方々の名前も知らず、どういう部署の方々だったのかも言えず、当時の遺体状況もわからずにJALを名乗り、元クルーがくだらない動画に出ることなど、本物のJALクルーであるならば、尊敬にも価しません。大変残念です。その薄ら笑いの顔を見て、誰が喜ぶのか、考えも及ばないとすれば、情けない限りです。

松下幸之助さんも、あの世から嘆いていることでしょう。

松下幸之助さんといえば、当時の想い出があります。

私が勤めていた1980年代の日本航空は、半官半民で政府専用機もない時代でした。したがって国際線を利用する場合は、皇族フライトや政治家、実業家のほぼすべてが日本航空をご利用くださっていました。

私も皇族(当時の浩宮さまイギリス留学の際)フライトを経験しましたし、ホンダの本田宗一郎氏にもファーストクラスでお会いしました。大変気さくな方で、ニューヨークまでの長いフライトで、いろいろお話をしました。松下幸之助さんはご高齢でしたので、その親族や関係者の方々にもお会いしたことがあります。当時は長いフライトの中で、世間話やお食事のことなど、いろいろ楽しいフライトでした。ファーストクラスのワゴンサービスの際、和食オードブルにあった肉団子の串を取ってくれと言われて、なかなか抜けない串を思い切り引き抜いたとたん、肉団子をキャビン中に飛ばし、失敗したこともありました……。

 

さて、松下政経塾のモットーは、

「正しい社会良識と必要な理念、ならびに経営の要諦を体得した青年が、将来、為政者として、あるいは企業経営者など各界の指導者として、日本を背負っていくとき、そこに真の繁栄、平和、幸福への力強い道がひらけてくる」です。

それを、521名(胎児も含む)が犠牲となった重大事件の真相と称して、なんの証拠もなく、薄ら笑いしながら茶化すべきではありません。その軍事評論家も含め、いまさら登場してきて、公文書も提示せずに否定するだけとは、ただ食い扶持のために言っていると思われてもしかたがないでしょう。

 

最後に、一人法廷で闘った吉備素子氏のメッセージです。

「皆さん、堂々と正しいことを良識をもって、国政に訴えてきましょう。

ご自身が一票を投じた政治家に伝えましょう。そこからが、第一歩です」

 

政治と金を矮小化せず、企業と反社会的勢力との癒着企業と政治の癒着にならないように、見張りをすることこそ国民の義務です。これからが本番です。皆さんの声を国に届けましょう。

 

 

以下、「明らかにする会」事務局より追記

*************************************************************************

「明らかにする会」事務局に、平行紀(報道された刑法犯)からJALの社員証を見せられて信じてしまった、詐欺に遭った、という声が多数届いております。

JALパイロットを名乗った詐欺については、3年以上も前に青山氏が指摘して本人確認をJAL本社に行いましたが、JALは無視をしてきました。また、JAL機長から、「本人に注意したそうだ」(いかにも社員のように言っていました)ということもわかっています。

しかし、3年前のちょうどその時期から昨年の逮捕報道までの間、JAL社員証で詐欺被害に遭った人が多数いる、というのが事実です。

今回だけでも、合計約九百万円近い高額詐欺と、傍聴人から連絡がありました。

そこで、ご遺族の吉備素子氏が先日、当時の責任者であった植木義晴氏と、赤坂祐二代表取締役会長に手紙を出しました。遺族担当者から返答があり、平という人間のことなど関係ない、知らぬ存ぜぬという言い訳でしたが、それは通用しません。

本来ならば3年前に、A機長や青山氏からの手紙で知った時点で、企業は即、被害届を出して、有印私文書偽造を訴えるのがJALの法務部の仕事です。これは、どの企業の法務部担当者やどの弁護士に聞いても同じ答えです。この会社の法務部は職務怠慢どころか、そのまま放置していたこと自体が、コンプライアンス違反なのです。

吉備素子氏は、当時の責任を取らずに逃げて、現在もJAL特別理事で東映社外取締役にある植木義晴氏を絶対に許さないと強い決意です。

聞くところでは、平をたきつけておきながら、彼にすべての罪を着せるように取引したJAL側の人間がいるそうですので、JALマニアの彼としては裏切られたことになり、お気の毒さもあります。したがって、JALとの間で決着をつけることが筋であって、青山氏や吉備氏、吉備さんの弁護団を誹謗中傷し、善良な楽団員や市民の皆様等に矛先を向けるのは大きな筋違いです。

さらに、企業と反社会的勢力の癒着や、企業政治献金の在り方も問われます。

全国各地で善良な市民に対してJAL社員証を見せて信用させ、詐欺行為を働いていたということですので、その被害に遭われた方々、平の実刑判決につきましては、裁判所の記録閲覧でご確認ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

日航123便墜落事件から39年を経ても不開示の理由

管理人です。

青山透子氏へのインタビュー記事のご案内です。

集英社オンラインの取材を受けた青山透子氏の記事が現在トップをばく進中です。

当時、無念の死を遂げた乗客乗員の検死を行った医師たちは、愛する人の元へ、家族へ、お家に帰してあげたいという一心で、必死に検死を行いました。その時の写真(青山透子氏の本に掲載)をカラーで掲載しています。これが現実です。

ぜひご覧ください。

皆さんの再調査に向けた心温まる応援のメッセージをお願いいたします。

集英社オンライン 青山透子への取材記事

shueisha.online【注意】

悪質な嫌がらせ、腹いせ、誹謗中傷のコメント等は即座に特定して損害賠償請求しますのでご注意ください。

課金制度を利用し、関係のない部外者が金儲けをたくらみ、動画サイトで、言い訳を続けているとの情報が入りましたので、違法動画にご注意ください。ワタナベケンタロー動画に登場する田中という正体不明の記者もどきにもご注意ください。青山氏はそのタナカと会ったことも連絡を取り合ったことも一切ありません。「田中」の言動にもご注意ください。悪質な言いがかりの場合は法的手段を取ります。

 

 

***************************

なぜ39年も経っているのに不開示なのか

青山透子

 

人として、絶対にやってはいけないことがある。それはいのちに関する隠蔽である。

情報公開の後進国と言われ続けているこの日本において、司法も政治もそして無関心な国民も、いい加減に目を覚まさなければならない。

法を逸脱するのが大企業の特権であってはならないのである。

適当にごまかすのが政治家であってはならないのである。

無責任な官僚に、無責任な仕事をしてもらっても困るのである。

JALは、情報公開制度を悪用し、もっとも官僚が勝手に、責任逃れと国民に開示できないようにするために、自分たちに返却したと言い張るだろうが、証拠物のボイスレコーダーとフライトレコーダーを国民の目に触れされないよう、聞かせないようにするために、保管しているのである。これは悪意ある保管だ。

情報開示請求の裁判中に、三宅弘弁護士は、JALに対して国への寄付を促した。そうすれば、国の財産として国が保管できる。

つまり、未来永劫、単なる民間企業であるJALが国民にボイスレコーダーを聴かせない、という事態は避けられるからだ。

39年を経ても不開示という異常な司法と政治を問う。

 

未来に向けて私たちがすべき役割

 

① 日航123便の真相究明のために、国民に対して日本航空ボイスレコーダーを公  開せよ!

② 相模湾に沈んだままの機体残骸を引き上げよ!

 

③ 日本航空は公共交通機関の重大な役割として、ボイスレコーダーを国の公文書館に寄付せよ!

 

最低でもこの3つを実現させてこその再発防止である。

さらに、39年間、再調査をせずに放置し続けてきた国土交通省外局の運輸安全委員会の責任を問う。これは重大な職務怠慢であり、職務放棄にもつながり、国内外の遺族、生存者、関係者への説明責任も放棄し続けている。これは明らかにおかしい。よって、心ある超党派の国会議員、国民の皆さんと共に、真相究明にまい進していきたい。