青山透子公式サイト日航123便墜落の真相

1985年に起きた日航123便墜落事故を、当時日本航空スチュワーデスとして勤務していた著者・青山透子が、事故の真相を追い求めて綴ったノンフィクション

JCS 秘密会議

JCS秘密会議を始めます。司会進行はひみつ部が務めます。

各部署から緊急連絡があっても出入り禁止でお願いします。なお、他部署的は complianceのCですが、これは、ConfidentialのCですからお間違いなく。

まず、3人のせんせいにアドバイスをいただいて大成功いたしました。これで、こちら側の人間になって頂きまして、有難うございます。財団の永久顧問契約も近づきますよ。今回の運命ともいえる神業的な処理の仕方を祝って、まず乾杯しましょう。

ハッカク親方「まだ気を抜くのは早いと思われます」

ウエキヤマ親方「少しぐらいいいんじゃないの~芸人は評判が一番だから、新聞報道の制服姿の写真はまいったからなあ。外して正解だよ」

カガミタニ親方「今回の件は、『がぶり寄り』で上手くいったからですが、いくら相手が乗ってきたとはいえ、法律的にはすれすれの状況だと思わますし、現段階での軟禁隔離は違法手段ですから、施設側がしょっ引かれる可能性は十分あります。せんせいたちも、これらがバレれば、お仕事が出来なくなりますのでヤバイと思われます」

ハッカク親方「そんな相手はどうでもいいですが、問題は我々です。」

ゴヒサイヤマ親方「まあまあ、皆さんのご意見はわかりますが、ひさいしゃ係としては、一応成功ということでC作戦が終了したことを、まずは関係各省庁にご報告しておきます。次の課題ですが、今後どうするかについてです。」

ウエキヤマ親方「まず、金はどんどん使ってくれ。銀行からしっかりもらったからな。借金踏み倒しもOKだ」

ハッカク親方「これ以上踏み倒しはまずいですよ。うちら前科一犯ですから・・・」

WW宣伝部長「広報としましては、コロナ禍でCMが出来ませんので、国民放送を中心に、わが社のイメージアップ作戦を行っています」

ウエキヤマ親方「ドラマ悪役作戦よりもそっちのほうがいい。どんな作戦だ?」

WW宣伝部長「まず、国民放送のローカルニュースで、南の島で社員のおじさんがお客様のために、うち水でハイビスカスを書いている心温まる話の作戦、美人CAが他の企業にマナーを教えるぞ!作戦、いずれも放映済みですが、なかなか好評です」

ウエキヤマ親方「よしよし、どんどんやれ。航空券は余っているからどんどん配って、各ローカルニュースで取り上げてもらおう。なんたって、タダで宣伝できるから、こんないいことはない」

ハッカク親方「国民放送の無料宣伝効果はともかく、いずれも場当たり主義ではないでしょうか。いずれ私たちはどうしなければいけないかを決めなくてはなりません」

ウエキヤマ親方「今日は随分本音をいうなあ。冷たいぞ。いつも俺の金魚の糞みたいにくっついて言いなりなのに、一体なにがあったのか」

カガミタニ親方「法的には、自分たちはこれ以上、関わりたくありませんし、あってはならないと強く思います。自分のキャリアに傷がつきます。他部署で勝手にお願いします」

ウエキヤマ親方「どうせ、お前のキャリアなんて、他社に通用しないよ。俺は大将だぞ。口を慎み給え。」

ハッカク親方「だいたい、あなたは責任を取るといいながら、しっかり自分だけ代表権を外したじゃないですか。それは無責任でしょう」

ゴヒサイヤマ親方「まあまあ、その辺で言い争いは止めましょう。ひさいしゃ係としては、今まで根気よくひさいしゃ分断を図ってきました。ひさいしゃの敵はひさいしゃ、これが一番ですから」

カガミタニ親方「分断って、組合対策の手法でしょう。まだそんなことをやっていたのですか」

ウエキヤマ親方「なになに、組合対策手法って?聞いてないぞ」

ゴヒサイヤマ親方「簡単に説明しますと、相手に不信感を抱かせるために、あることないこと、いわゆる嘘の情報を流して、疑心暗鬼にさせることです。例えば、青山透子の悪口の数々、勿論事実ではないですから、ちょぴっとだけ、心が痛みますけど、そんなことは言ってられません。それから相手側の弁護士の悪口の数々を伝えます。なお、これについては、うちらは、「偉ぶってあのタコ!」とか言いながら、うひゃ、うひゃ喜んでいましたよね?え?せんせいもでしょ!いまさら、言ってない、なんてだめですよ」

カガミタニ親方「せんせいたちもずるいなあ。また、陰に隠れて我々に指導して、表に出ない作戦ですか?」

ゴヒサイヤマ親方「続きを話しますと、これらのウソの情報を、ひさいしゃに伝えるわけです。すると、相手は、自分がお金をもらった罪悪感から逃れるために、その嘘を信じ、私たちの手先となります。相手側の悪評をよりどころとして、お金をもらったことへの正当化を図るわけです。これが、わが社が長年実行してきた心理作戦です」

ウエキヤマ親方「なるほど!このやり方ならば、わが社は全く表に出ることなく、裏で自由に操れる。なんたって、騒いでいるのはひさいしゃ同士ってことだから、問題が発生しても、ひさいしゃ同士なんだから、うちが責任とることはない!それはよい方法だ!」

カガミタニ親方「だからと言って、それは単なる対処療法ですよね。あ、間違えた。対症療法だった。ついついあの施設がIさんに使った薬のことが頭に浮かんじゃって。あの医者、わざとボケにしてこっちの言いなりにする薬を使うなんて。徘徊や暴れる人をおとなしくする薬っていってましたが。ああ、恐ろしい!まるで、昔見た高倉健主演の『君よ憤怒の川を渡れ』に出てきたあの薬みたいだ!

話を戻しますと、こういったことを実行した私たちの罪が消えるわけではありません。問題なのは、いずれどうするかです」

ウエキヤマ親方「甘いことをいうんじゃないよ。ずっとずっと隠し続けることが我らの使命なのだ。関係省庁に強く言われているんだから」

ハッカク親方「この間、オフレコで話をしたら、そんなこと言ってないって、勝手にそちらでやってることだからって。ウエキヤマ親方、あなたも木に登って有頂天になっている場合ではありません。本当にはしご、外されますよ。植木屋ははしごが命じゃないですか」

ウエキヤマ親方「おいおい、今日は随分みんな、冷たいね。一体どうしちゃったの?」

全員で、声を合わせる

「これ以上、アホな大将についていくつもりもなければ、私たちは警察のお世話になりたくありません。好き勝手にどうぞやってください。昔の職場の人たちは、お調子もんのあいつの下手な操縦だったら落っこちるゾって、みんな言ってますよ」

おい、ドアを開けてくれ~(アカガワ親方入室)

「蚊帳の外のアカガワ親方じゃないですか。いつも休場中で存在を忘れてましたよ。今頃、どうしたんですか?」

アカガワ親方「みんながはしごをはずすとこだけ、ちょっと見たくてねえ。お願いだから、いまから参加させてくれる?」