青山透子公式サイト日航123便墜落の真相

1985年に起きた日航123便墜落事故を、当時日本航空スチュワーデスとして勤務していた著者・青山透子が、事故の真相を追い求めて綴ったノンフィクション

大好評につき第二弾 てんのうZU怪談

てんのうZU怪談 好評につき第二弾~

 

やったじゃないか、大成功!これで俺の首もつながった!

人生必要なのは、お、か、ね。綺麗ごとじゃ、物事進まないよ。やっぱり、怪談したかいがあった。

最初は俺も焦ったよ。どう攻め落とすか。よく考えて、実行を決断したなあ。直接送れって指示するなんて!

多勢に無勢さ。困ったときは金頼み。まわりの人間もお金でなびく、これが最も早い解決法だねえ。

それにしても、さすが、あんたたちは、人扱いがうまい!

経験がものをいうんだよ。わかっただろう。おまえの息子や娘、なんだったら親戚一同、うちの会社に就職してもいいよ。今回のように、これが武器になるってこと、よ~くわかっただろう?

娘の就職?昔のおまえたちなら喜んだけど、コロナじり貧会社には、遠慮しておくよ。

そうか、うちのむすこもやめといて、正解だった。今度倒産したら、大変だしね。うちはあの時、行き場のない、私利私欲のかたまりのやつだけ、残ったからなあ。

おまえは、その典型じゃないか。

それにしても、まあ運命の出会いって本当にあるんだね~こんなにタイミングよく、入居できるって思っていなかったよ。さすが、医者だねえ。

どうやったの?ギリギリのタイミングだったね。ハラハラしたよ。

ポイントは、ロザリオ一味から隔離さ。医者と弁護士って、最強のコンビさ。すごい知恵の宝庫だよ。それにね、あいつ、聞き出すのもこっちの指示通りにやってくれたしね。

それって、わるじえの宝庫だろう!

 相手の契約聞き出してもらったらさ、驚いたことに、相手はボランティアだってさ。

ボランティア?信じられないねえ。俺らは、お金、しか、目に入らないから。

そうだろう、だからね『取り下げたら金取るぞ!』っていう、それなら、こっちの筋書き通りで有利だからね。そのまま聞いてもらったよ。

そういうのって、まずいんじゃないの。

そんなこと言ってられるか!こっちは、勝つか負けるかの瀬戸際なんだぞ。どうせコロナで、人余りだからうちは総力戦よ。飛行機でぴゅーっと派遣してさあ、張り付きよ。やっぱりてなづけ作戦、最高だねえ。

でも、隔離って、違法手段じゃないの?バレないか。

大丈夫、大丈夫、ロザリオ一味には、絶対に近づけるな、って、命令しておいたからね。☎も、人も、すべてさ。うちのせんせいの指示でね。

ねえ、本人は納得なの?だって、信心深かったんでしょ。そんなことやって、たたりがあるんじゃないか?

まあ、いつの時代も、最大の障害物は信仰心、だねえ。天草四郎じゃないけどさあ。

なにやらかしたんだよ。おい、その施設で、薬盛られてるんじゃないか?

さあね。知らぬ存ぜずさ。それにしても、あの時のクルー一家が経営してたとはねえ~。ラッキー!でもさ、うちら大組織にとっては、単なるコマよ。赤組だったやつだしね。いざとなったら、はしご、はずすよ。なんたって、うちの組織を守る、これが第一。うまくに処理するよ。

サインは?

ボーっとしてるときに、目も悪いから、ただここにサインすれば、いいよって。

美味しいごはんが出る献立表に、サインするレベルじゃないんだから。

おまえたち、犯罪者集団じゃないか。それって大丈夫なの?

犯罪は、みんなで渡れば怖くない!あそこは、民事不介入?なんだよ。医者の特権ってやつさ。くすり、も、なんでも、ありだから。これで、やっと一人、減った。

おっかねえ。やっぱり、おまえたちは、信用できねえなあ。防犯カメラ、あるだろう?

あ!盲点だったな。施設の出入りが見られた!しまった!面がバレたかもしれない。

警察に頼んで消してもらえよ。俺らは関わらないよ!

いまさら、ムリだ。どうしよう!民自党に頼むか?ああ、これも無理だ。なんたって、誰も責任とらないから。

おれさあ~そろそろ足洗うかな。まっとうな人生を歩むって、決めた。うちらは、今回の件は、一切関係なし!

それはないだろ、あれ?また録音しているのか?卑怯者!

どっちが卑怯者だよ!どうせ組織なんて、すぐ裏切るからな。

そうだ!まずい。

どんどん、奈落の底におちてゆくぞ、これが快感になってきたらまずいぞ。

成功体験、重ねちゃったからな。まずいよ。やっぱり、おれ、自分の身は自分で守る。

おれたち、そろそろ自分の身もまもっておかないと。

そうだな、おれも、隔離される前に、手を打っておこうっと。みんな道連れにしてやる!

おいおい、自爆テロじゃないんだから。あれ?もしかすると、おれたちの方がテロリストじゃないか?

 

さてさて、この怪談の結末は? またの機会に。