「日航123便墜落―遺物は真相を語る・天空の星たちへ」公式ブログ

1985年に起きた日航123便墜落事故を、当時日本航空スチュワーデスとして勤務していた著者・青山透子が、事故の真相を追い求めて綴ったノンフィクション

本屋大賞ノンフィクション部門ノミネート 有難うございました

全国の書店の皆様に感謝を込めて

本屋大賞ノンフィクション部門にノミネートされて、そろそろ結果が出ることと思います。33年も前の事件性を問う作品に対して、ましてや当時の政府や事実を隠し続けている自衛隊の在り方を問うようなものですので、ダメでもともとでしたが、思いもかけずノミネートされただけでも大変有難く思っております。

いかなる結果となろうとも、私の本を推薦して下さった皆様、投票して下さった皆さまに本当に心から感謝申し上げます。有難うございました。

膨大な数のノンフィクションの中から10作品に選んで頂いただけでも大変嬉しく思います。

この本を通じてもっと多くの方々に本当に考えて頂きたいことは、今、この世相の有り様、他人を貶めることを平気で語る人たちがむしろ政府側にいること、異常に膨大し続ける防衛費の在り方です。平和はまず外交努力を先にすべきであり、逆に政治家が率先して北朝鮮の脅威を強調してあおり、言い値で次々買い続ける軍事関連備品や武器は

民意に反して他を圧迫するほど増え続けています。

1985年の事件発生時、ソ連(現ロシア)を脅威として、次々防衛費を増やしていき、枠をはずしていった中曽根康弘総理と現代はそっくりです。

もっと安倍晋三首相がすべきことは、この事件時に外務大臣だった安倍晋太郎氏、実父の早すぎた死を考えながら、まず改憲を問う前にすべきことは何かという冷静な自問自答です。それは自分自身の問題としても不可欠です。この日航機事件について、公にすべくことを伝えなければ、そして隠ぺい者の言いなりでは、単なる操り人形となってしまいます。

本物の信念があるのであれば、焦って憲法改正して自衛隊明記をするのではなく、1985年何が起きたのかを検証する必要があるのは当然です。

拙著を通じて真実を伝えるべく、首相公邸にてご遺族と群馬県警察医が、資料を持参して事件性を話をしたあの時、あの日の内容をもう一度振り返り、今こそ安倍夫妻に真摯に考えて頂きたいと思っています。

そのような日々を思い出しながら、ノミネート作品に選ばれたことだけでも感無量です。全国の書店の皆様に心から感謝致します。

 

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