「日航123便墜落の新事実-目撃証言から真相に迫る・天空の星たちへ」公式ブログ

1985年に起きた日航123便墜落事故を、当時日本航空スチュワーデスとして勤務していた著者・青山透子が、事故の真相を追い求めて綴ったノンフィクション

便乗商法本について   青山透子です

あるご遺族から、便乗商法まがいの品格のない本が出回っているとの情報が寄せられました。そのご遺族は、真摯に事故原因を見つめ直そうと再調査を願う人を陥れるために、いつも御用コメンテーターなどが出てきて事故調の報告を擁護してそれがすべて正しいと錯覚させる、と語っていました。

もう一度お伝えしますが、事故調査報告書のデータ表示、書いた内容そのものの信憑性を疑ったのは群馬県前橋地検で、担当検事がそれについて遺族会の前で明言しています。その結果不起訴となったのです。

つまり、裁判にならなかったために、事故調査委員以外の人間がブラックボックス(FDR,CVR)の中をのぞいたわけではないし、正式に情報公開されていないのです。従って、彼らが書いているものをそのまま鵜呑みにしていること、それ自体がおかしいのでは、ということから、そのズレを、複数の目撃者から指摘して追及したのが本著です。

この御用コメンテーターが生のデータを直接見れるはずもなく、ましてや杉江氏は御巣鷹にも行っていないのでしょう。

 さらに、ご遺族にインタビューしたわけでもない人間にとやかく言われる筋合いはありません。

この点について、ご遺族からの怒りの声を載せさせて頂きます。これはご本人の了解を得て一部を掲載します。

「元日航パイロット::杉江 弘氏の「JAL123便墜落事故」宝島社、2017.12.22 1,500円 の本が出版されました。(買うまでもない本で)立ち読みですが、貴方の「青山本」は妄想だと決めつけています。パイロットは技術者でなく、運転手です。事故調査には全くの素人で、これは日航と話をする際、出て来るパイロットと議論すると直ぐに分かります。その他「謀略説」は100%有り得ないとか再発防止策が急がれるとか、全く漫談です。しかも、事故の真実は明解に特定していません。事故原因が分からずに再発防止とは理解不能です。目撃証言の重要性を杉江氏、日航、事故調は無視しています」

 

表紙の色トーンも文字の配置も私の本と似せてあるそうで、間違って手に取って買ってもらおうという魂胆が見え見えの便乗商法まがいに驚いたとのことでした。昔、同じ会社で、ご一緒にフライトをしたかもしれない(かなり年代が違いますが)元キャプテンともあろう方が、そういう本を書いたとは、がっかりしました。

他の記者さんやジャーナリスト、元機長の方々は、先ず出版社にご連絡をいただき、直接お会いして未公開資料などもお見せし、話をするのが通常です。同じ会社にいた者であればより一層自然な流れです。さらにペンを握るものとしての道理であり、筋道でしょう。

それをいきなり、暗闇の後ろから出てくるようなやり方で出版されたことに、品のない振る舞いを感じざるを得ません。それともその裏で何か〇馬方面からの取引やら、魂胆やら、または便乗売りを狙ったのでしょうか。

 

慶応のOBからも次のような手紙が届いておりますので、その一部をご紹介します。

「この杉江とかいうジイさん(おっと失礼)、四年制大学を出た飛行機乗りという昔を引きずって、いまだ有頂天なのだろう。慶応卒が本当なら団塊だろうから法学部の永沢塾長時代。操縦桿をペンに握り変えてみたものの「ペンが剣力(権力)に屈した」輩ゆえ、永沢塾長も福澤先生も嘆いておいでだろう。

古い塾員より」

 「青山さんのご先祖は福澤先生の下で創立時に塾の教鞭をとられていたんですね。偶然に福澤文庫で見つけました。ところで、天皇陛下の教育係だった小泉信三塾長、その息子さんの信吉さんは海軍主計でしたが戦死されました。ご存じでしたか? 百歳になる群馬県高崎の主計お大尽も死ぬ前に全部喋ればいいのにね。

慶應義塾塾生」

 

日航関係者からの声も書いておきます。

「青山さんの本、感銘しました。本に書かれた事故当時の日航上層部の動きは事実です。私もはっきり「外部犯行で米軍」と言われて口留めされました。仕事をスムーズに運ぶために、最低限の人間は知っている必要があったので、当分その後の部員にも引き継ぎました。出所は判りませんが、今考えれば方便に米軍とした方が諦めの心情から、説得と納得に収まりが良かったのでしょう。この事が世に出るのはもっと先と思っていました。元社員として自らの責任を感じます。拝 

32年経ち、時効も過ぎ、今さら隠す必要などこれっぽっちもない。これもぜひ出してください。

日航広報部OB」

 

最後に、日本ペンクラブ会長の吉岡忍氏による拙著への書評の一部をご紹介します。

この言葉に私自身、身が引き締まる思いでした。

「(略)長い歳月、闇のなかの事実を探った著者の執念にどう立ち向かうか。読者の洞察力が試される本である」

 

皆様の洞察力に心から期待します。