「日航123便あの日の記憶 天空の星たちへ」公式ブログ

1985年に起きた日航123便墜落事故を、当時日本航空スチュワーデスとして勤務していた著者・青山透子が、事故の真相を追い求めて綴ったノンフィクション

重版決定のお知らせ 日航123便墜落の新事実~目撃証言から真相に迫る 青山透子

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●管理人です。重版決定のお知らせです。
7月17日に謹呈本が仕上がり、一般の皆様には7月24日に発売となりましたが、想定していたよりも実に大きな反響を呼び、売り切れ状態となりまして、1週間で重版が決定しました!
 
多くの皆様から感想が次々と寄せられておりますので、ほんの一部をご紹介します。
「定説を覆す内容であっても説得力があり、事実と時間の系列を踏まえながら、冷静で堅実、かつ論理的な記述に感心した。必ずや反響を呼ぶものと確信する」
「日本の戦後史を物語るような著作である」
「何か自分も行動を起こさなければいけない、と心の底からそう思う作品でした」
「むさぼるように一気に読み終えた。本当にノンフィクションとして面白い本だった」
「よくぞここまで書いてくれた。群馬県民としてお礼を申し上げます。まだ中曽根氏が生きているうちに話してほしい。それでこそ本物の政治家(それとも嘘つきのままの政治屋か?)だろう」
「福島で原発事故後住めなくなった住民ですが、この上野村とほど近い片品村で避難したことを思い出しました。辛い人々の気持ちへの思いやり溢れる本でした。遺族の方々も最後まで望みをもって頑張ってほしいと願います」
 
そのほか沢山の皆様の応援を有難うございます。
まだこの123便事件について事実を知らない方へ是非ともこの本をご推薦頂きますようお願い申し上げます。
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●青山透子から皆様へ感謝を込めて
 まず、私のような無名のノンフィクションにもかかわらず異例の1週間での重版決定に、心から皆様に感謝を申し上げます。
 拙著をきっかけとして、お読み下さる人々のそれぞれの想い、当事者の無念さ、ご遺族の執念、これらが大きな原動力となって、新事実を解明することに繋がれば大変嬉しく思います。ぜひ多くの皆様に知ってほしい、あの日の事実を一緒に考えてほしいと願うばかりです。もっともっと広めて、ぜひ応援してください。宜しくお願いします。
 
 さて、皆様にお伝えしておきたいことがあります。
 あの日、偶然見上げた空の向こうに日航123便を目撃した、関係者から多くのものを見聞きした、相模湾上での赤いせん光を見た、浜に打ち上げられていた飛行機の残骸を拾った等々……。
 当時、そのように見聞きしたことやモノを地元の警察や報道機関、政府関係者等に報告、または提出した人も多かったと聞きます。富士山での登山中に撮影した日航機の写真、低空飛行状態を描いた絵、そのほかいろいろあったと思います。全てそれらは、事故原因を究明する為、ということで当然のことながら役立ててほしいと願い、むしろこれで自分も少しは役に立てたのだ、と胸を張って、そういう気持ちで協力した人も多かったでしょう。しかしながら、事故調査において、本当にその気持ちを汲み、関係機関はそれを活用したのでしょうか?
  32年間もそれを保管、ということで他の人達の目に触れないようにされているだけかもしれません。
 それらは皆さんのものですから、返してもらう権利があります。
 
 実は、その際にお礼という名目でお金の入った封筒をもらった、という報告をしてくれた人が随分前にいらっしゃいました。特に関係者の中で、口止め料とも受け止めかねないような相手からの威圧を感じて、お金をもらってしまって後悔している、という人もいます。
 逆に、そういうことが一切なかったから言いに来た、または今まで黙っていたが決心をして、という方は全くそれとは関係ありません。良心に従っただけですね。
 
 しかし、ある人は「関係機関に報告をしたら、お礼ということで封筒を持ってきた人がいた。そして、事故原因を調査中なので、他言無用と言われた。そのお金は何だか使う気持ちがしなかったので、災害義援金として寄付した」という人もいらしゃいました。
 これらのことについて、ちょっと冷静に立ち止まって考えてみたいと思います。
 まず、そういう状況を経験したかもしれない人たちに、是非とも知っておいてほしいことがあります。
 こういった違法な契約や約束は、守る必要もなく、お金を返す必要もない、ということです。
 なぜ、違法なのでしょうか。法律の専門である弁護士の先生方にお聞きした内容を書いてみます。
「事故原因の解明は、民間機の航行の安全、乗客の生命・身体・財産の安全を確保するという『公の利益』に資するものであり、これを妨げようとする約束は、民法90条にいう『公の秩序または善良な風俗(公序良俗)』に違反するものであり法的には無効」の可能性が高い、ということです。
 そして「違法な約束の対価として金銭を支払った者は、約束が無効であっても金銭の返還を要求できない(民法708条・不法原因給付)」ということになります。
 つまり、相手が警察であっても政府関係者であっても、報道機関であっても、その証拠や情報をもらって事故原因究明に役立てずに、逆にそれを妨げるような口止めがあったとするならば、それは明らかに違法行為だ、ということになります。
 従って、もらった側は、そんな違法な約束を守っていつまでも黙って隠す必要もなく、ましてやお金を返す必要もないということになりますね。
  
 この点をよく考えて、貴方の人生とあの日を思い出して32年間をぜひ振り返ってください。
 そして、あの飛行機に乗ったために自分の人生を強制的に終わらせられた人々の想いを汲んで、33回忌の弔い上げとして、あの日を語る人たちがもっともっと増えてくれることを願っております。
 また関係者であるならば、弔い上げとしてあの世の人達から罪を問わない今年が最後のチャンスとなります。事実を直視し、本物のプロとして語るその時、本当に心が安らぐのではないでしょうか。
 
 8月6日は広島原爆の日です。
 あの日の記憶を言い続ける努力こそが私たちの平和を築くのだと思います。
 今朝の新聞に、今広島を訪問中の故チェ・ゲバラ氏の長男でカミーロ・ゲバラ氏の言葉が掲載されていました。
 とても印象深い言葉でしたので、ここに書かせて頂きます。
「景色は変わったがここで起きた事実は変わらない。人々は殺りくのために存在しているのではない。多くの人が広島へきて、世界の現実を知ってほしいーカミュ―ロ・ゲバラ
 
 多くの人達が上野村を訪れて、そこで何があり、どうして520名が亡くなったのか、一人ひとりに考えてほしいと心から願います。