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「日航123便あの日の記憶 天空の星たちへ」公式ブログ

1985年に起きた日航123便墜落事故を、当時日本航空スチュワーデスとして勤務していた著者・青山透子が、事故の真相を追い求めて綴ったノンフィクション

あほ、事故原因が違うって?青山透子

あほなこと言うんじゃないよ、事故原因が違うって?

青山透子

 

大阪で、事故原因についてずっとこだわり続けているある遺族の方がいます。

「あほやなあ~そんなことあるわけないでしょう」という声がいつも調査を妨げ、

「国が事故原因はこうだ、と言ったのだから、そんなとんでもないこと言ったらあほやないかと言われるよ」といつも言われていました。

その方と拙著を通じてお会いし、つい先日、私の信頼する研究者たちとご一緒にもう一度考えました。

そして、様々な角度からの疑問について、時系列に沿って、多くの情報提供者の声をお届けしました。

最後に、その方が私にこう言ってくれました。

「あらゆる人に言っても疑問は消えませんでした。あほじゃないか、で終わりです。

それに、全部のマスコミにも遺族の声として伝えました。聞いてはくれても、記事にはならず、全て無視です。親戚も含めてだれも相手にしてくれなかったこれらの疑問について青山さんがやっと、この長年の疑問に答えてくれたのですよ。本当にすっきりしました。胸につかえた長い間の苦痛を解決させて下さって本当に有難うございました、」

 

私も涙が出ました。遺族に本当のことを伝えない、それを隠す人に何の権利があるのでしょうか。

その方も高齢のため、足を痛めて杖を突いていらっしゃいます。他の遺族も高齢化し、御巣鷹の尾根にもう登れない、すでに亡くなった人も多いと語ります。

嘘をつき、様々な人生を捻じ曲げた人はこれ以上、犠牲となった人を貶めてはいけません。

それに「あほなことだ」「あほやなあ~」などと、無責任な事を言う人は、恐らく自分に疚しさがあるのかもしれません。

私たちは、もっと真摯に誠実に向き合わなければなりません。

 

なお、その遺族の方も「あまり事故原因を追及するな」と尾行されたことがあるそうです。

そこで、今後、ネットでの検索、書き込み、悪質な嫌がらせ等はすべて警察に報告し、公安の協力を得て行こうと思っています。

誠実な皆様のご協力をどうぞよろしくお願い致します。

 

青山透子